梅田みかのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
娘が面白いよと言うので読んでみたら、私が夢中になってしまいました。クラシックバレエものです。くるみ割り人形のクララに憧れる小5のめい。バレエスクールに通っています。10周年発表会の演目がくるみ割り人形に決まり、強力なライバルが出現したり、オーディションがあったりとワクワクする展開。そして何よりバレエの描写が正確で丁寧なのです。(さらに挿絵が良い。ポジションや体の線が正確です。)振りが目に浮かんで楽しい。作者さん自身が小学生から高校まで実際にバレエをやっていたそうで。華やかなシーンはもちろんバーレッスンの基礎がいかに大事かというところに説得力があります。本番の舞台は読んでいるだけで胸が踊って、本
-
Posted by ブクログ
ネタバレバレエについて、知らない人でも分かるように、丁寧に説明されていて、バレエに憧れてるだけじゃなくて実際にバレエを習っている子も面白く読めそう(自分が詳しい分野って、創作物のなんちゃってな部分が気になってしまうことがあるから)。
一巻から読んでいるけど、段々バレエの部分の描写が詳しくなってる気がする。その中に友達や姉妹の人間関係の悩みなんかも織り込まれて、結構リアルでありつつ、憧れる内容になってそう。リアル小学生の感想聞いてみたいな。
恋愛要素が、メインではなく匂わせる程度だけど入っているのが、もう大人だしピンとこないんだけど、読者世代には気になるところなんだろうな。 -
Posted by ブクログ
小学5年生の森原めいが通う、有村バレエスクールは十周年を記念して、特別な発表会を行うことになる。
クリスマスに「くるみ割り人形」全幕。
5年前に観たクララに憧れて、バレエを始めためいは、クララの役に立候補する。
同学年で断トツに踊れる梨央、突然バレエスクールに通うようになったNY帰りの杏樹。
3人で行うオーデション。
めいはクララを踊れるのか。
バレエが楽しくて仕方がないめい。
家族の中での寂しさ、憧れの王子との微妙な関係。クラスメートとのやりとり。
話のテンポもよくて、「くるみ割り人形」のあらすじも踊りの見所もさりげなく説明される。
バレエに興味のある子どもも大人も楽しめる本。
Mに読ませ