ガブリエル・ゼヴィンのレビュー一覧
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学生時代に読んだ『ガープの世界』の読後感を思い出した(すんごい昔なので今読むと違うかもしれないが)
結構な事件に対して「え!」と感じた瞬間にすぐ次の時間経過に移る展開が多く、その間何が起こったのか考えさせられる(もやもやするんじゃなくて二度美味しい的な読み応え)
ただ本著でたびたび言及される『善...続きを読むPosted by ブクログ -
A・J 父ちゃん、トリビアリー・アニマル・ガーデンの休館チェックしてなかったんかい?(おまけに零下2度…ブルッ)普段あれだけグーグル活用してるのに、どうしたの?アリシアに会えるので頭いっぱいだったのかなw
マヤが書いた実の母親を題材にした物語にはウルッときた。
警官ランビアーズ、いい人だなぁ...続きを読むPosted by ブクログ -
小さい頃に出会ったサムとセイディ、大学生で友人となったマークスの3人がTVゲーム創成期にクリエーターとプロデューサーとして会社を立ち上げ、成功、挫折、悩み、衝突など様々な出来事を乗り越えていく物語。ゲームのように簡単ではないが、友人や知り合いとの絆は真摯に向き合えば、壊れてもまた回復できるかなという...続きを読むPosted by ブクログ
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読み始めた時には思ってもいなかった展開だった。
店に捨てられていた子供を引き取り
男手ひとつで育てあげ、というのは正直現実味が無いようには思う。
本と娘への愛情に溢れた柔らかいお話。Posted by ブクログ -
序盤はとても優しい雰囲気だったのだが、後半になるにつれてどんどんブラックになっていった。
物語全体から見ると切なく、感動する物語。
性的な表現が何度も出てきたことが気になった。Posted by ブクログ -
家族ができていく物語、幸せな家庭ができていく物語だと思っていた。それも嘘ではないけど、途中から推理小説になってしまって、結末が望ましくないものだったらどうしようと気になる。でも、もっと大きな波が待っていた。「小さなレストラン」を思い出す。「そしてバトンは渡された」も。2016年本屋大賞翻訳小説部門第...続きを読むPosted by ブクログ
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アイランドにたった一つある書店の書店主である、A.J.フィクリーの物語。
いろいろな愛の形と、人生について書かれている小説だと思った。
海外小説の翻訳物のいうこともあり、読みにくさも少し感じた。
あと、様々な海外の文学作品が登場して、自分の今の知識量だと存分には楽しめない話だと思った。
(色々なネ...続きを読むPosted by ブクログ -
置き去りにされた少女と妻を亡くした男がぶつかり合いながら家族になっていく話なのかと思っていたが、(それで間違いでもないんだけど)、あっという間に娘が懐いて大きくなってって、それよりもっとロングスパンな話だった。
”フィクリーのものがたり”でもあるけど印象に残ったのは義姉イズメイ。浮気の被害者で窃盗の...続きを読むPosted by ブクログ