ガブリエル・ゼヴィンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本を愛する、書店を愛する人たちの物語。
愛する人を失った時、癒してくれるのは何?
それは人によってそれぞれですが、その一つは人との繋がり。
愛する妻を事故で失って、投げやりになっていたフィクリーが前向きに生きていくようになったのには、そんな人との出逢い、繋がりができたから。
そしてフィクリーにとっては、本も大きな役割を果たしていた。
「ぼくたちはひとりぼっちではないことを知るために読むんだ。ぼくたちはひとりぼっちだから読むんだ。ぼくたちは読む、そしてぼくたちはひとりぼっちではない。」
そう語るフィクリーだから。
この本を読んで、ますます本を大切にしていきたいと思った。
小さな島にある -
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Posted by ブクログ
ネタバレサムとセイディの関係性は、一体何と位置付けられるんだろう??
もはや友達以上恋人未満でもない。家族でもない。ただの同僚にしては関係が深すぎる。
一番近いかなと思いついたのは、幼なじみからコンビになった漫才師。友達という関係だけじゃないし、コンビだと仕事の同僚以上に距離が近い気がする。サムとセイディはそこにもう一つ愛情がのっかるけどね〜複雑〜
そんなことをモヤモヤ考えつつ、個人的には全体的にあまり刺さらなかったなと思っている。
サムとセイディが特殊な関係ということはわかるけど、マークスとセイディがくっついたのはいただけなかった。
サムが傷つくって容易に想像できるじゃん!!なんでよりによってそこ -
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Posted by ブクログ
アイランドにたった一つある書店の書店主である、A.J.フィクリーの物語。
いろいろな愛の形と、人生について書かれている小説だと思った。
海外小説の翻訳物のいうこともあり、読みにくさも少し感じた。
あと、様々な海外の文学作品が登場して、自分の今の知識量だと存分には楽しめない話だと思った。
(色々なネタが隠されていて、訳者あとがきにもあったが、注釈を書いていたらキリがないくらい)
海外文学にたくさん手を出せば、もっと楽しめて読める話だったと思い、残念に思った。
まだ、再読チャレンジするのも良いが、時間を莫大に要しそうで気が遠くなる。笑
文学や本についてたくさん書かれているので、その点では楽し