ガブリエル・ゼヴィンのレビュー一覧

  • 書店主フィクリーのものがたり

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    小見出しの一つになっている、レイモンド・カーヴァーの、愛について語るとき我々の語ることを読んだことがあったんだけど、A・Jが言ってる通り、20歳の時に感じることができることと40歳の時に感じることができることは全然違うんだろうし、小説とはしかるべきタイミングで出会うべきだということを示唆してはずだけど、今の自分にとってしかるべきタイミングだったかどうかは正直分からなかった。

    現段階ではきっと本来の意味で理解していることはあまり多くないんだけど、年を取ってからもう一度読み直したいなぁとは思った。

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    2020年12月06日
  • 書店主フィクリーのものがたり

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    【2016年度本屋大賞翻訳小説部門第1位】の帯が目に留まって購入。2017年に読んだ本の中で1番かもしれない! “本屋のない町なんて、町にあらず”

    登場人物の言葉に何度心打たれたか…。特に警察官のランビアーズ最高。プロットも素晴らしい。読めばわかる!
    各章の1頁目に、主人公が興味のある本についてコメントをしているので、外国文学が好きな人は私よりも楽しめるかと!とにかく、本好きにはたまらない一冊。

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    2020年08月01日
  • 書店主フィクリーのものがたり

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    また、本好きのための素晴らしい小説に出会った。
    偏屈な書店主、フィクリーは店に置き去りにされた「たからもの」を育て始血のめる。この二人と出版社の営業担当者アメリアという血のつながらない3人が本をめぐって、真実の愛にたどり着く物語。アメリアが最後に後任の営業担当者ねの引継ぎに書き込んで、その後で削除した数行のコメントが全てを語り尽くしている。
    特筆すべきは翻訳の素晴らしさ。小尾美佐さんの、軽妙な訳がいい味を出してる、と思ったら、キイスの『アルジャーノン』の訳者と知って納得

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    2020年06月21日
  • 書店主フィクリーのものがたり

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    「LibraryReads」ベストブック選出
    以前から読もう読もうと思っていた作品です。
    温かい作品で且つ意外な展開が続き全く飽きさせませんでした。読後感は最高です!

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    2019年12月12日
  • トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー

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    ストーリー自体、心理描写が深く描かれている。なかで、安直な表現がなされないため、ポイントポイントで考える必要があった。
    帰ってそれが、リアルな人間関係を感じさせた。

    海外の翻訳小説を読むのは初めてで、正直読みづらさを感じる章もあったが、ならではの良さ(海外小説の特性か、著者の特性かはわからないが)も感じられ、よい読書体験になった。

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    2026年09月27日
  • トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー

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    ネタバレ

    個人的には大好きなLAが舞台になっているところがお気に入りです。
    2人とももう少し自分の気持ちを素直に表現すればすれ違いはうまれなかったのではないかと切なかった。けど現実世界でも自分の気持ちを相手に伝えるのは難しいし、お互いの考えは違う。
    深く愛している相手と対等な共同制作者でいることは難しい。サムとセイディは、友達→仕事仲間→共同制作者→クリエイティブパートナー→家族に近い存在と関係のレイヤーがどんどん増えていき、一つの問題が一つでは済まなくなる。仕事で意見が衝突したら、ゲームについて意見が違うと思うだけでなく関係性が深いが故に相手にとって私は何なのか、相手の成功を自分の敗北として受け取る等まで深く考えてしまうのだと思う。

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    2026年09月22日
  • トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー

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    幼いころに病院で出会い、テレビゲームをで遊んだ一組の男女が、大学生の時に再び出会い、一緒にゲーム制作に取り組んでゆく。
    ゲームとリアル。リセットできる世界と時を戻せない世界。多様性の境界を飲み込む世界と性別、国籍、容姿など環境に影響される世界。そのコントラストと絆を丁寧に描いている。
    やったことのあるゲームや日本のことが描かれているのもうれしい。

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    2026年09月16日
  • トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー

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    ネタバレ

    私はゲームをあまりやらないし、もちろん詳しくもないけれど、作中に日本が登場するとやっぱり嬉しい。日本人の”ガイジン嫌い”、現地の方が描くとこうなるよなーとどきっとしたりもした。
    私は男女の友情は成立しない!と思っている過激派なので、サムとセイディが築く友情に少し違和感を感じつつ素敵だなと心から思った。友情、とも少し違うのか?友人であり、ビジネスパートナー、家族、みたいな。人間関係ってどう転ぶか分からないし、もつれて複雑になるからこそ難しいし面白いものだよなと思った。
    マークスの死から立ち直りきらないけど、子育てをしながら徐々に仕事に戻っていくラストに向けてのセイディの姿もすごくリアリティがあった。つくった全てのゲームが大ヒットするわけではないし、サムとセイディが元通りの中に戻ったりその仲が進展するわけでもない。そういうリアル、飾らなさが面白かった。

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    2026年09月15日
  • トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー

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    最初は海外の登場人物の心情になかなか共感できなかったが、後半はストーリーにハマっていた。おもしろかったが、やはり日本人の考え方の方が自分は向いているように思う

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    2026年09月06日
  • 書店主フィクリーのものがたり

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    外国人作者、名作であろう作品名や著者を用いた比喩、形容。久々にちょっと読むのに苦労しました。でも不思議なことに登場人物の映像は簡単に思い浮かび、ストーリーには集中できた。

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    2026年08月17日
  • トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー

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    ネタバレ

    この本は、浅井リョウさんがある番組で薦めていたのをきっかけに手に取りました。

    そもそも予備知識もなく、しかも559ページと厚めの本だったこともあり、読み始めるまでに数日を要しました。

    また、読み始めても、翻訳本特有のカタカナの多さや文化の違いから、なかなかイメージが膨らまず、最初はスローペースで読み進めました。

    ゲームで遊ぶことをきっかけに知り合った子ども2人、サム(12歳)とセイディ(11歳)が、大学生になって再会し、ゲームクリエイターとして、もう1人の仲間マークスとともに物語を繰り広げていきます。

    「イチゴ」というゲームを大ヒットさせるのですが、そこから3人のパワーバランスが崩れ、人間関係がぎくしゃくしていく展開は、読んでいて心が痛くなりました。

    学生時代に仲間と立ち上げたベンチャー企業や、バンド仲間なども、大きくなったり、ヒットしたりすると、それまで対等だった力関係が崩れ、同じようなことが起こって仲違いするのかもしれないな、なんて思ったりしました。

    一方、サムはセイディとの関係を恋人ではなく、パートナーとして築こうとします。でも、どうしても恋愛感情をコントロールできず、セイディを傷つけてしまう。その姿も痛々しくて、読んでいて見ていられませんでした。

    人生、いろいろなことがありますよね。

    良いこともあれば、うまくいかないこともある。

    そんな紆余曲折の物語ですが、ゲームと同じように、リセットボタンを押して最初からやり直すのもいい。セーブポイントの途中からリスタートするのもいい。

    「人生は、何度でもやり直せますよ」

    そんなふうに言ってもらったような気がする一冊でした。

    おっしまい。

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    2026年08月11日
  • トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー

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    面白い。ゲームを通して深まる愛と人生の話。
    アメリカと日本のカルチャーがMIXするのと同時に人種や人格も混ざり合う。

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    2026年08月07日
  • 書店主フィクリーのものがたり

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    孤独で偏屈な書店主フィクリーは捨てられた子どもを育てることにより運命が変わった。
    本を愛するフィクリーのものがたり。

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    2026年08月05日
  • 書店主フィクリーのものがたり

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    ネタバレ

    島で一軒の本屋を妻と切り盛りしていたが、その妻を亡くし、ものすごく気難しくなったフィクリー。
    その書店に幼い女の子が捨てられ、彼が育てていくことで彼の人生が少しずつ変わっていく。
    内容は決して軽くないけど重さを感じさせず、人との繋がりがすてきに感じた。

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    2025年10月17日
  • 書店主フィクリーのものがたり

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    最初はとある人物とその周りの人たちの日常切り取り系物語かと思ったのですが、それも間違いではないけど、どっちかというととある人物の愛と家族と終わりまでの物語で、とくに後半は読み応えがありました。

    2028.9.14
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    2025年09月14日
  • 書店主フィクリーのものがたり

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    なんとも愛しいひとたちよ…
    あのA・J がこどもをひきとるなんてね…
    マヤの出自やそれにまつわるアレコレには少し驚いたし、モヤッとしたけど、それを上回る愛情と幸せに、こちらが救われた思いでした。
    欲を言えばもっとみんなのことを見ていたかったけど、それなりのハッピーエンドだったのでしょう。よいおはなしでした。

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    2025年05月04日
  • トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー

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    ネタバレ

    エミリーディキンソン
    愛こそ全て。
    愛さえあれば足りる。
    その荷が溝(轍)と釣り合っているなら。
    荷は
    愛の重さ。
    訳者の後書きより。
    良い訳者だった。他の作品も読みたい。

    ライフアフターライフのように、ゲームで何度も死んだら生きる。輪廻転生

    人を絶望から守るのは、遊びを求めるその心なのかもしれない。

    マクベス、シェイクスピアをまず読まないと。

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    2026年09月26日
  • 書店主フィクリーのものがたり

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    血の繋がりさえなくても、愛があればどんな家族の形であってもいいと強く思える
    この本に出てくる登場人物のように沢山本を読んでその良さを誰かに伝染できるようになりたい
    アメリカ文学の作品の引用が多かったので、もっと勉強してから読みたい

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    2023年04月06日
  • 書店主フィクリーのものがたり

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    愛する妻を交通事故で亡くし偏屈になっていく書店主フィクリー。孤児であるマヤの里親になる事や、好意を寄せる女性との出会いなど、人との繋がりで少しずつ人柄が丸くなっていく様が微笑ましかった。
    人生何が起こるか誰にもわからない、とはこういう事を言うんだと思った。
    店の希少本が盗まれるというミステリー要素もあり、先が気になりながら読み進められた。

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    2022年11月27日
  • 書店主フィクリーのものがたり

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    中学入試の過去問で出会いました。
    翻訳小説家なんて珍しい、と思いましたが、素敵な文章が印象的で全部読みたい!と思い購入。

    私は翻訳小説が割と好きなせいか、こちらの文章はとても読みやすく、この本のテーストに合った温かみのある翻訳だと思いました。

    割と普通な登場人物たちの心の動きが、丁寧に描かれていて、じわじわとこちらの心も動かされる、そんな小説です。

    自分の周囲の人たちも、何かのきっかけで深く話を聞いてみると、思いもかけないような苦労や体験していた、ということはありませんか?そんなことを思い起こさせられます。

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    2022年01月25日