仁嶋いずるのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
法律事務所で秘書として働くベッキーは、祖父と弟二人の家庭をたった一人で支えている。ある日、上の弟が問題を起こして連行されたという知らせを受け、ベッキーは担当の地方検事に会いに行った。検事のオフィスのドアを開けたとたん、彼女は驚いた。法律事務所のあるビルのエレベーターでよく会う無愛想な男 ―ローク・キルパトリックが中にいたのだ。家族の不祥事。苦悩の中で彼女が迫られた選択とは…。
ヒロインのしっかり加減がいい。あまりにも頑なだと興醒めだけど、このくらいなら許容範囲。ヒーローの不器用なプロポーズも読んでいる分には微笑ましい。初期作品だけあってダイアナらしい傲慢で強引なヒーロー像は薄め。 -
Posted by ブクログ
ヒロイン・ヒーローともに過去の出来事にとらわれいる事実に、互いに助け合うことで少しずつ理解し近づいていく過程がよかったかな。
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ビッキーは夫ケイレブと結婚して5年たつが、自分の全てを解放できないでいた。厳格な祖母に育てられたせいで、夜も思うままにふるまえなかった。いつしかお互いの気持ちがすれ違うようになっていき、ビッキーも夫から愛されているかどうか不安でたまらなかった。しかしある夜、夫の出張先に電話を入れると、夫ではなく秘書の声が聞こえてきた。その事実に呆然としつつ、もう一度ケレイブを振り向かせることを決心した。 -
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購入済み
作者も苦労したと書いてた
嘘しかつけないギデオンと、謎の美女との絡み合い。
3回ほど読んでみたけど、必然性が少し分かりにくくて。
彼自身はとっても魅力的に描かれてるけれど、好きだという言葉は好きじゃない、という表現になり、意味を推測するしかない会話は読んでて少し頭をひねった。