周地者のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ユダヤ教→親子の縁より神への忠誠心が大事な神至上主義。神の掟「律法」を守らないと救われない。神に選ばれた民であるという信念だけで成り立つ。
やべー、気持ち全く理解できんわ笑
キリスト教→ユダヤ教から分離。イエスキリスト「律法とかよくね?信じる心があれば救われるさ」ユダヤ教が反発、反逆罪で磔の刑も生き返り勢力絶大に。
弟子から神と祭り上げられたイエス、ユダヤ教からすれば裏切り者であり、人間が神を騙るのは許せない。
ローマへの反逆を煽り立てる危険人物としてイエスを告発したのに、その後ユダヤ自身がローマ帝国に反乱起こすとか矛盾してるなぁ(^◇^;)
ユダヤ教 旧約聖書 モーセ
キリスト教 新 -
Posted by ブクログ
世界の流れが、非常に分かり易く記述されている。多少作者の見解が盛り込まれているようだが。
なぜISが出現したのか、なぜ中東で争いが絶えないのか、中国と日本の関係が悪化しているのか。
先日、中国のあるスポーツ選手が日本のホテルに宿泊して、愛国心で蛇口を開けて水を出しっぱなした事をブログかなんかにアップしたことに対して、ある作家が「行為に対して否定はしないが、愛国心からならばOECDの円借款で作られた相当な数にのぼる中国国内の施設も壊すか、使用しないようにしないと愛国心に矛盾する」と書いていた。
そもそも中国人は「井戸を掘った人の恩を忘れない」のではないのか。
でもあれもこれも江沢民以来の反日教育 -
Posted by ブクログ
今知っておきたい世界情勢に関し、質問形式で内容を解説している。
現状の問題の解説に絡めて、その原因やバックグラウンドについても書かれており、普段のニュースについていけない人でもすんなり読める(世界地図は頭に入れておいたほうがいいかもしれない)
本書によると、世界中で起こる紛争の多くは宗教的価値観・文明の違いによるものである。宗教の教えが与えるお国柄への影響は大きく、宗派による考え方の違いは、紛争をけしかけるきっかけにもなってしまう。昨今のテロやかつての戦争は、実に根深い問題ということを知らされる。
争い後の各国の振る舞い方を考えていく上でも、こういった教養は身につけておくべきと感じる。「歴史 -
Posted by ブクログ
著者は駿台予備校講師だけあって、読みやすくわかりやすい。イスラム教のスンニ派とシーア派の違いもなるほどと思ったし、ユダヤ人が想像以上に世界に大きな力を及ぼしていることも「そうなのか!」。民族や宗教問題は日本人にとって馴染がなく複雑なので、こういうわかりやすい解説は国際ニュースを理解するうえで参考になる。
ただ、著者の政治的思想が色濃く出る場面がたびたびあり、予備校でもこんな風に講義しているのかなと想像すると、生徒に及ぼす影響みたいなものが、老婆心ながらちょっと気になった。それこそ生徒が講師の思想を丸ごと受け止めるのではなく、講義を参考に自分の考えを「主体的」にまとめていくことを願います。 -
Posted by ブクログ
世界で多くの事件が起きていますが、それらには原因があると思います。米ソ冷戦構造が終わって、早いもので20年が過ぎました。当時抑制された人達が、本来の姿を取り戻そうとして活動しているのかもしれません。それを理解するためには、この本の「帯」に書かれているように、地政学・宗教・世界史、を組み合わせて理解しておくことが大切だと思います。
この本では、ヨーロッパ・イスラム・米国と中国について、合計99の質問に答える形で、構成されています。長年、フジテレビの報道ステーションを担当していた、久米宏が、絶賛しているだけあって、面白い内容が満載でした。
以下は気になったポイントです。
・フランク王国が9世