うさとさやのレビュー一覧
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愛おしい二人の日々
人が幸せになるお話はいいなーとつくづく思う。事情を抱えた大人と子どもが生活を共にして、不器用にお互いを思いやって、家族になっていく。ちょっとコミカルで優しくて、出てくる人も動物もとびきりかわいくて大好きなお話でした。パンの美味しい食べ方が出てきます。
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Posted by ブクログ
うぬぅ、残念だ、この(2)で「ごちそうさんでした」を言わなきゃならないなんて
世辞やおべっかなどじゃなく、本当に、残念だ、と思っている
私は基本的に、朝食はパンを食べているので、この作品で紹介されているアレンジは結構、為になっていた
さすがに、仕事に出なければならない平日の朝は厳しいが、休日の朝はある程度の余裕があるから、機会があれば、作ってみようと思っていたんだがなぁ
今更感はあるが、(1)での感想を、もっと、魅力が他の漫画読みに伝わるように書けていれば良かったか、と悔やんでしまう
あとがきを読むと、この『パンと僕のモモちゃん』は、(1)で終わるはずだったようだが、他のファンの応援で、(2)が出たようだ
ならば、微力だったかもしれないが、私がもっと、(1)の良さを広めていられれば、(3)が読めたのではないだろうか
パンのアレンジレシピだけでなく、甥と伯母の恋と家族の物語も魅力的である、この作品は、もっと読みたかったんだがなぁ
恋愛の達人なんかじゃない私の予想など当てにはならないだろうが、シロとモモは、実際のとこ、相思相愛だったんじゃないだろうか
モモはシロに対し、家族愛を抱いているが、着実に、家族愛ではない「好き」も芽生えていたはずだ
けれど、伯母として持つべき、育児の責任感から、自分の感情から目を瞑っているように思えた
この『パンと僕のモモちゃん』は(2)で終わってしまうが、きっと、うさとさや先生の中では、これからの二人の未来が描かれているかも知れない
可能なら、次回作の背景にでも構わないから、シロとモモの「それから」も描いてくれたら嬉しい
良い漫画家の次回作に、前作のキャラが、ちょっと出ているのを見つけられた時の嬉しさ、それは、漫画読みなら理解できるんじゃないだろうか
どんな次回作が読みたいのかっつーと、返答に困るんだが、うさとさや先生の絵柄や、この作品のストーリーから考えると、恋愛ものとの相性が良さそうではある
とは言え、次回作も食系じゃ、読み手も飽きてしまう。となると、ここは、スポーツ系か?
空手やボルダリングは、オリンピックの種目にも選ばれた訳だし、挑戦する価値はあるかも知れない
天才と呼べるほどの才能はないけど、強くなる為には、負けないためには、努力するのが当たり前だ、と思えるタイプの少年と、好きな相手には、つい、スパルタになっちゃう部長の、大会優勝を目指すストーリーに、ラブコメも絡めてほしい
もちろん、食系だって大歓迎だ
市川ヒロシ先生の『どんぶり委員長』みたいな作品なんかどうだろうか?
どのレシピも美味しそうだったが、私的に食欲が刺激されたのは、シュウマイパンだ
合うのか!?と驚いたが、肉まんの風味が感じられるってんなら、チャレンジする価値はありそうだ
ブロッコリーも大事だが、メンマの食感があってこそ、この美味しさなのでは?
また、以前に大失敗をし、そこから改善を施しているって点にも、グッと来た
この台詞を引用に選んだのは、シロの男としてのカッコ良さが際立っているな、と感じたので
モモは、到らない自分がシロから子供らしさを奪ってしまっているのでは、と自責の念を覚えているようだが、そりゃ、勘違いだ
確かに、シロは、生意気だな、と感じるほど、大人びている
けど、大人の男になる、と決意して、努力しているのは、シロ自身の意思だ
少年が、自分の為に、大人の男になりたい、と願っているんだから、モモは喜んでいいのだ
「動物園で、迷子になるなんて、子どもみたい・・・・・・でも、もう、心配しなくて大丈夫だよ。モモちゃんの代わりに、僕が大人になるから。モモちゃんが辛い時は・・・今度は、僕が動物園に連れて来てあげるから・・・ボランティア精神で」(byシロ) -
Posted by ブクログ
表紙からして、ほのかな背徳感があって、いいものだ、と感じさせてくれる
もちろん、その読みは当たりで、中身は非常に良かった
言うなれば、総菜パンのようだ。「え、これ、パンの中身にしちゃったの!?」と、一瞬は驚くんだけど、二口目で「美味しい」、「パンとの相性が良い」と感じられ、お気に入りの一つになる、そんな感じ
私は、どちらかっつーと、米の方が好きなのだけど、朝はパンである
理由は、美味しいってのもあるが、片手で食べられる、ご飯より早く食べられるからだ。早食いって訳じゃなく、仕事に行くまでの、朝の読書タイムをなるべく多めに取りたいので、手早く食べられるパンの方が助かる、それだけの話
なので、休みの日はご飯と、前日の夕食の残り物を食べる事が多い
基本、私はトースターで焼いた食パンに、イチゴジャムを塗って食べる。たまに、リンゴジャムやマーマレードに変える事もある
休みの日の昼飯に、コロッケやトンカツを挟んで食べる事も多い
だから、そこまで凝ったパン料理は作らないので、この『パンと僕のモモちゃん』は参考になった
子供らしいと言っちゃ、主人公のシロに失礼で、彼の逆鱗に触れるかも知れないけど、アイディアの幅が広い。やっぱり、好きな人のために、があると人は頑張れるんだろう
メインジャンルは食系であるが、その魅力を支えているのが、甥→伯母の片思いだ
年の差や、オネショタならぬオバショタが好きな人は、間違いなく、キュンキュンする
オネショタはともかく、オバショタにはピンと来ない私ですら、トキメいたのだから、その破壊力は保証する
片思いと上記したが、実際のとこ、ヒロイン(?)のモモさんも、シロがふとした表紙に見せる、甥ではなく、男の顔にドキッとしている時があるので、相思相愛である可能性はある
この年齢の少年に手ぇ出したらアウトだって理性が働いているから、自分の気持ちに蓋をしているってのも確かだろうが、大切な人を失った痛みを共有しているって境遇も、壁ないしは溝になっているのだろうな
シロは一心にモモさんを愛してるけど、モモさんの方は傷を舐め合っているだけ、いつかはシロから離れなきゃいけないって思い込もうとしている節がある
その勘違いをシロが払拭できるか、その辺りが今後、読み応えに関わってきそうだな
モモさんを想っているシロ、シロの作ったパン料理に可愛いリアクションをするモモさん、どちらも可愛いが、飼い猫であるクーちゃんも劣らずに可愛い
包丁や火を使わずに作れる料理ばかりなので、お母さんが読んで、子供と一緒に作ると良いんじゃないだろうか?
美味しそうだな、と感じたのは、イカフライドッグだ。コロッケやトンカツとは違った、パンとの相性を魅せてくれる、それがイカフライ。あの独特の歯応えが良いんだよな、イカフライは。ホットドッグ用のパンに挟み、豪快に食う、ザクッて男が、これまた、気持ちが良いんだ
ストーリーでグッと来たのは、第三話「バナナプリントースト」だ
前の話で弱気でヘタレな自分とバイバイしたシロだけど、妙な方向性での努力
を始めてしまった。まさか、モモさんのペットになるべく、尻尾を生やすとは。子供らしい発想で実に可愛い
そんな微笑ましい印象を吹っ飛ばす、ラストの大胆な行動。やっぱ、男ってのは、何歳であろうと、いつだって、チャンスを窺い、タイミングを逃さない雄である。モモさん、貴女の隣にいるのは、可愛らしい白猫なんかじゃなく、気高い白虎かも知れませんよ
この台詞を引用に選んだのは、実直に、この『パンと僕のモモちゃん』の魅力と主題を表現しているな、と感じ取れたので。人は、どんなに悲しかろうが、どれほど憤っていようが、生きねばならない。生きるためには、食べるしかない。食べてお腹がいっぱいになれば、元気になる。元気になれば、生きられる。生きてこそ、掴める幸せがある -
Posted by ブクログ
主人公の松葉雨はアパートの管理人。小さい頃母親に存在否定をされて、児童施設で育ち、生きているモノすべてに対して不信感を持っている青年。愛情を注いでも自分は愛されないと思っている。そんな雨の日、ボーちゃん(犬)に出会う。ボーちゃんが彼の頭に乗っかると、人の心の声が聴こえる。目の前の人間が表に出している行動の裏に抱いている心の声、そんな声を雨に聴かせるボーちゃんの存在はどうして雨の前に現れたのか、どこから来たのか、人の心の声を聴くことで、雨の中にある母親に対するトラウマが一つずつほどけていく…と言う物語。失くしたモノを取り戻す物語。愛を信じられなくなっていても、純粋さを封じ込めているだけで荒まない心の持ち主で居続けられるかどうかは、その人間が持つ性根にかかっている。
私は猫派なのだが、犬派には別の意味でタマラン作品だろうなぁ、ボーちゃん(チワワ、かな?)萌えな作品でもある。 -
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パン
母親を亡くして母親の姉であるモモちゃんと暮らす奨学6年生のシロ。
だんだんモモちゃんに恋心を抱きつつ、モモちゃんのために作るパン料理。
なんか薄い作品だな…