村上凛のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
正直言うと第1巻の頃は「なんだかなぁ……」と思わずに居られない描写が多かった為あまり好きになれそうにない作品だったのだけど、物語がようやく回り始めた第2巻終盤の頃から面白いと思えるようになった
途中で読むのを止めずに良かったよ
最初は秘密の関係として始まった景虎と心の協力関係。ここに来てその関係を知る人物が増えてきたね。この巻では依怜菜が二人の状況を知ったことで一緒に行動するシーンが増えている。
そのお陰で水着を買いに行く場面やナイトプールの場面が非常に華やかなことに。オタク系彼女を求める景虎としてはその状況をきっかけに二人のどちらかにベタぼれしたっておかしくないのに、彼はましろが気がかりなままなのはちょっと面白い点
この巻での景虎のましろを中心とした女の子達の扱いってどうにも優柔不断な面が目立ちそれが不快感となったっておかしくないのに、協力者の心が非常にさっぱりとしつつはっきりした助言を景虎にする為に景虎の優柔不断な印象が緩和されているね
依怜菜と急接近し、ましろに心残りがある状態で新たに繋がりを得ていくのは第2巻で出会ったゆめ
彼女の第一印象は何と言うか不思議ちゃんという程度だったのだけど、ラインの会話辺りから「そういった人物」特有の重さが垣間見え……
それでも悪質な勧誘などのタイプではないのだから、このまま景虎と良い感じになる展開も有っただろうにそこでましろと邂逅するとは予想外だったよ…
景虎の優柔不断さ、ましろのもしかしたらという態度、ゆめの重い執着。それらが絡まりあった結果生じた修羅場はなかなかのものでしたよ
これまでの努力や奮闘が実ったかのように景虎に遂に訪れたモテキ。だというのにましろやゆめだけに終わらず依怜菜ともトントン拍子でフラグが成立してしまう展開は出来すぎだと言いたくなる部分もあるが、これまでに積み上げられてきた数々のフラグを思えばある意味当たり前の展開だったのかもしれない
問題となるのは景虎にこの修羅場を制御するような力もなければ、彼女たちの想いにどう応えたいのかという気持ちがまだ無いことかな?
また、ラノベ的なお約束で言えば表紙になってる心がメインヒロインなのかな?と思ってしまうが現状では恋愛関係になりそうな雰囲気はなし。
その代わり、協力者である景虎だけが上手くいき自分はまだまだな状況にどうリアクションするのか楽しみな所
そういやこの巻では遂に現れることはなかったけど、妹が帰ってくるんだっけ。それによって発生するだろう新たな問題の数々が果たして二人の環境にどのような変化を齎すことになるのか気になるね -
購入済み
オタクとリア充の絡み
オタクがオタクらしさ、リア充がリア充らしさを出していながらも上手く絡み合っていて面白いです。現実はなかなかこんな風にはならないでしょうけど(笑)
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購入済み
流行りものを混ぜた感じ?
タイトルにもある通り、展開的にはとらどらや俺妹を思わせます
安易に主人公を成功させなかったり学習しなかったりで、そう言うとこが逆によかったかな
文章がやや簡素なのは読みやすいと感じるか、物足りないと思うかで評価別れるかも
刊が進むたびに魅力的な人も増えてきて、個人的には楽しみなシリーズの1つです -
Posted by ブクログ
ネタバレ相変わらず主人公に対する糾弾は容赦ないが、
前巻よりはソフトになっているし、分量も減ってる。
とはいえ、恋ヶ崎はそういうキャラなのだ、という印象が強いためか
彼女の魅力があんまり伝わってこなくて残念。
長谷川さんは割とかわいく描写されており庇護欲をそそる感じになっているのでそこは評価したい。
しかし考えれば考えるほど不満な点が多い。
一緒になにかしてる感が非常に希薄で、結果キャラの魅力が見えない。
一緒に衣装作るイベント入れるとかさー、メイクしてもらうとかさー、
もっといろいろあるじゃんかー。
「私は○○ちゃんと一緒に作るね」
「僕は4000円で出来の悪いの買います」(著者の実体験です!) はひどいと思う。
イケメンの「ウイッグはセットが要るんだぜ(キリッ」もたいがいだ。
お前らほんとに友達なのか?
普通にさ、"一緒に"苦労してコスプレの準備をすればいいのにさ、
バイトは別でコスプレの準備も個別って、なんでそんなイベントの芽を摘み取るのか
さっぱり分からないなー。 -
Posted by ブクログ
依怜菜と付き合うことになった景虎。この巻の冒頭からそれ以外の関係性を精算するかのようにこれまでに景虎を好いてくれた女の子たちとの別れのシーンが連続する……
「忘れないから」と言ったゆめ、「せいぜい幸せになって下さい」と言ったましろ。どちらも非常に魅力的な少女であっただけにこのようにあっという間にお別れが来てしまう展開は少々残念。
けれど、好いてくれた少女に対してなあなあで関わり続けるようなことはせずにきっぱりと決別した点は評価されるべきなのかも
この巻の主題として扱われるのは心との別れだね
心の両親が帰ってくるまでという期限を決めて取り交わされた協定。それがここに来て二人とも互いの協力なしに意中の相手と距離を詰めることが出来、更には心の母親が帰ってくることになった
あまりに変わった状況で協定を続けるのは難しい。それどころか、景虎に彼女が居るのに心と同棲し続けるのもおかしな話となってくる
だから二人の関係が終わってしまうのはある意味当然の話しなのだけど……
関係の終わりが近づき、だというのに心の母親の前では変わらずに彼氏彼女の演技をする必要が生じて……
この辺りの景虎と心の心情が手にとるように伝わってくるものだからとてもじれったい気分になってしまうね
もう関係を終わらせなければと二人は思っている。でも、難局に立ち向かう度に互いを思い遣った発言をしてしまうし、庇い立てもする。
あまりに二人は馬が合いすぎている
互いに相手のお陰で変われたという実感があるし、掛け替えのない相手だと思ってしまった。なら最早答えは一つしか無いわけで
ここに来て理解できたように思うのは、景虎は依怜菜を理想的な女の子だと言って付き合うことになったのだけど、そもそも景虎が求めていたのは理想的なオタク彼女だったっけ
依怜菜はとても可愛らしいし、素晴らしい彼女だけど景虎を変えてくれるような女性ではない
同様に心が接近したユーヤは誠実でオタク趣味があってコスプレもすると心と合う部分があるけれど、心を変えてくれるような男性ではない
二人の求めているものが同じなら難しい問題なんて何もない。むしろ二人は当たり前の答えに辿り着くために回り道をたくさんしてきたとも言えるわけだね
個人的には付き合ってからの二人のイチャラブをもう少し描いてくれても良かったのですよ…?と言いたくなるのだけど、オタク的なアプローチで彼氏・彼女を得ようとする本作の方向性は随分楽しめる部分が多かったと、そう思える作品だった