川島永嗣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自分自身英語を好きでやり続けているけれど、英語を学ぶ意義をなかなかうまく伝えられないというジレンマの中で、モチベーションになる言葉を探したくて手に取った一冊。彼の本はたぶん2冊目かな。
川島選手の「できるようになりたい」という強い思いには頭が下がる。読み進めたら分かるが、ありとあらゆる自分で可能な方法で語学を勉強し続けている。
語学に向いていないかもと思った時期はあっても、学び続けることをやめなかったからこそ、海外で活躍することのできるGKに成長し、成長し続けているのだと思う。
子どもたちに英語を学ぶことの大切さ、世界に目を向けることの意義を伝えるのはなかなか難しいけれど、特にサッカーに -
Posted by ブクログ
この本の前に何冊か第二言語習得研究の本を読んでいたので、学習に成功するための条件がいろいろ見つかって面白かった。海外でプレーしているから話せるとか、有名だから出版できたとかそういうことでなく、一人の日本人として語学をやり込んでいる様子がよく伝わって来る。自律学習のお手本になる本だと思う。
学校で英語の成績がいい人はそのことにある程度満足するかもしれないし、逆に成績が悪ければ教授法や学習法よりも、自分の語学の適性を疑問視してしまうかもしれない。そういった脇道に迷い込むことなく、英語を習うことが話せることにつながらない事実に対して問題意識を持ち続けた、川島選手のまっすぐな考え方が新鮮だった。
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Posted by ブクログ
ぼんやりと見ていたものに輪郭をつけていく 印象派の絵のように鮮やかにしていく その間にはどんなギャップがあるか 再点火する作業は生半可ではない。火は小さくなってもいいから消してはならない コンクリートの間から逞しい雑草が生え始めたような感覚 秋田豊 楢崎正剛 望遠レンズのピントを合わせる キャッチャー 亀山努のヘッドスライディング 与野 浦和東高校は自転車で40分で通学 自主練 川口能活 イビチャ・オシム コレクティブ(collective)集合的なさま。組織的であるさま。「―なサッカー」 文明開化後の侍の様な気分だった スカイプで英語の勉強 オーガナイズ組織化されてきた 堕落に慣れてしまった
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英語、オランダ語、スペイン語、フランス語、ポルトガル語など多言語を話せる川島永嗣選手。
英語が話せるようになりたいから読んだというよりも、川島選手の生き方や生活スタイルにすごく興味があって読んだ。
一言で言うと、ごく普通の青年でも英語だけでなく他言語までもマスターてきるようになったのだから、皆さんも語学を学ぶことに諦めず、新たな世界を知るためのきっかけにきっかけにしてほしいというメッセージ性があった。
♡身近な生活の中からボキャブラリーを 増やす!
♡日常生活で分からない英語を訳してみ る!
♡始めることに遅いことはない。やれる ときにやっておこう。
♡話し掛ける勇気。分からないことを -
Posted by ブクログ
日本代表GKである川島永嗣。彼は日本語を含め7ケ国語をマスターしており、先だっては自身が所属するスタンダール・リエージュに永井謙佑が入団した際の会見では、通訳も務めた。
そんな川島のマルチリンガルのノウハウを少しでも知れれば・・・と思ったのだが、具体的な方法は少なかった。というのも、彼は「語学は目的のためにマスターするもので、それが目的ではない」と語っているのだ。
本書で語られているのは語学をマスターしたいと思った動機と、その時々でのトライ&エラー、一段階進む度に生じる新しい動機。
最初は「映画で観た英語を話している人たちがカッコよく見えた」だったのが、「海外でプレイしたい」。そして、ベルギー