脇田茜のレビュー一覧
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ネットとは無縁な世界観なのに
今作はSNSやスマホが登場します。
世界観を壊してないのがすごいなーって思いましたし
キョウコさんのネットへの対応も大人だなーって思いました -
キョウコさんとヒメ、二人の世界に新たな仲間が……!?
という今巻。
新たな仲間も、とってもかわいくて愛おしいキャラたちで、途中少しハラハラしつつもとてもほっこりとした読後感を得られました(*´ω`*)
これからも楽しみにしています。 -
とっても、丁寧な、優しい時間を与えてくれる漫画でした。色がないのに、色が見えるような素敵な絵。
紅茶を飲みながら、午後にゆったり読み返したくなります。 -
本当は、ものづくりの純粋な楽しさを思い出させてくれるTwitter版のほうが好きだったんです。ずっとそう思っていました。
でも単行本になって、思い切って買ってみたら違う視点で読めました。
現実のシビアさも少しありますが、それを跳ね返すようにキラキラしていました。
今はこちらの「妖おきゃ」も好きです。...続きを読む -
カホトの登場で突然緊張感が増し、コトの周囲に人が増えることの不安も常につきまとう。それでもどんな形であれ音が人を結びつけていくこの群像劇にはどうしようもなく読む者を引き込む魅力があるし、フィジカルな紙の上ではモノクロでしかない音の描写を極彩色であるかのように見せるイラストの熱量には圧倒されずにはいら...続きを読むPosted by ブクログ
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コトとヨタカ、補い合うようにしてお互いや周囲との関係を築いていくのがあたたかい。
それでも悩みは尽きなくて、もどかしくて悲しくもなる。
最後のコトの歌が切ないなあ。Posted by ブクログ -
承認欲求と自己嫌悪でがんじからめなこの状況が辛い……
ヨタカもコトも相手が持っているものがほしくて仕方がないから、自分の幸せに鈍感なのかもしれない(それほどまでに自分の欲しいものが彼らにとってとてつもないものなのかもしれない?)Posted by ブクログ -
『猫』は無条件で自分を受け入れてくれる。自由と気まぐれの憧れの存在。語りかける自分を映す鏡。その『猫がいない』。
人間関係に疲れ、何処かにいるはずと特別な自分を探して彷徨い続ける拗らせ女子たち。
表題作の鬱憤が爆発して全力疾走する河合さんのシーンは圧巻でした。
迷走していても、いつかは前向きに歩ける...続きを読むPosted by ブクログ -
この人もフェローズ系の少年少女を描く人。瞳のキラキラやグルグルやベタ塗りで何をか表現するタイプ。ただ宮崎夏次系的な(?)ラフな線なのが個性的。心象風景と現実風景の糊付けもうまい。Posted by ブクログ
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リンドウとキキョウの可愛らしさ、魔法のワクワクや地下世界のドキドキとは裏腹にあちこちに巻かれた不穏の種。
1巻ラスト、白黒なのに泣きたくなるほど美しい色彩。Posted by ブクログ -
洋裁業の主人公が妖精と交流する話。妖精の服もレースもビーズもとても愛らしく、見ていると幸せな気分になります。妖精が主人公の仕事を手伝い嬉しそうにする場面があり、人は人の役に立つのが幸せなんだなと感じました。