岩元美智彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
日本環境設計という会社はスゴイ!
循環型社会を実現する技術や仕組みをつくったのも素晴らしいが、何より、賛同者をどんどん増やしていく著者の信念が、なかなか真似できるものじゃないと感じた。その信念を支えているは、彼の夢だと思う。夢って、自分の力で人生を歩んでいく原動力なんだ!
しかし、核心的な内容は書かれていない感じでした(もちろん企業秘密なので)。同じエピソードが繰り返されてる部分も多かったのも残念でしま。
たくさんの人や企業が賛同し、捨てない未来が実現してほしい。そう願いながら、日々、なかなか減らないプラスチックゴミや、着なくなった衣類をどう処分するかに頭を悩ます。 -
Posted by ブクログ
「服から燃料ができるんじゃないか」という発想をふくらませ、ビジネスとして成立させている「日本環境設計」の岩元さんの本。「FUKUFUKUプロジェクト」のハチマークをイオンなどのスーパーや無印良品の店頭で見たことがある人もいるのではないでしょうか。あのプロジェクトの発起人の方です。
第1章は技術の話。服からどうやって燃料を作るのかということを詳しく書いてあります。第2章からはビジネスモデルの話で、どのようにプロジェクトを進めたか、何を重要視していたか、目標はどんなことかが書かれています。
「服から燃料を」という発想そのものもすごいと思うのですが、個人的には、「できたらいいな」で終わらせず、し -
Posted by ブクログ
あるベンチャー・ビジネス「日本環境設計」のサクセスストーリーである。従来、単にゴミとして捨てられていた衣料を回収し、バイオエタノールやポリエステルに戻す技術を開発。そしてそれを回収する仕組みを整え、量販店やメーカー、消費者などを巻き込みながらビジネスを拡大・成長させていったプロセスを岩元美智彦社長自らが綴ったもの。
大学生の時、映画の「バック・トゥー・ザ・フューチャー」に出てくる車型タイムマシン「デロリアン」を見て衝撃を受けたのがそもそもの始まり。そのデロリアンがワープした未来が2015年10月21日。TVのニュースなどで、まさにその日デロリアンが廃棄物からつくられた燃料を入れて走った姿を見た