山中恒のレビュー一覧

  • ぼくがぼくであること

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    小学生の時涙流して読んだ本
    たまたま文庫化されてたのを発見
    改めて読んだが、いい本
    泣かなかったけど

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    2009年10月04日
  • ぼくがぼくであること

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    ネタバレ

    本書は学研「小学六年の学習」で昭和42年に連載された作品がベースとなった児童文学作品です。主人公は夏休みに家出した小学6年生の成長ぶりをリアルな親子の関係性を軸に綴られていく、およそ児童文学らしくない硬派な内容が特徴です。 
    5人兄弟の中で唯一無気力で要領の悪い秀一は、事ある毎に母親から叱られる。2人の兄と姉は優等生で、妹は毎度母親に告げ口のご注進。そんな秀一がプチ家出をきっかけに少しづつ大人になっていき、一見平和だった家庭に亀裂が…。
    解説の尾崎秀樹氏「作者は本書で、現代の家庭教育のあり方を批判すると同時に、子供が子供であることの意味を探り、その問題を読者に投げかけている」
    出来れば、親子で

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    2024年09月24日
  • ぼくがぼくであること(角川つばさ文庫)

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    ネタバレ

    おススメ本に表示されたので読んでみた児童書。

    45年も前に書かれたお話。今とは時代背景が違い、小学生が廊下に立たされる等サザエさんやドラえもんの世界とも重なるが、今の小学生でも面白く読めるのではないかと思う。

    この話に出てくる母親は、今の時代で言うところの毒親で、普段小説を読むときに母親が出てくれば少しは共感する部分もある物だけれど、この話の母親には嫌悪感しか抱かなかった。

    最後の方まで問題は山積みのようだったが、最後はスッキリと解決し、読後感は良かった。

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    2022年04月23日
  • おれがあいつであいつがおれで(角川つばさ文庫)

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    懐かしい!中学生ぐらいの時に観た映画「転校生」。設定年齢は違っているけど 確か内容はこんな感じだった。
    この本は 長女が小学校高学年の時、読書感想文を書いたらしいが‥どう考えても書きにくそうだ(汗)でもその当時の長女のお気に入り1冊。

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    2019年09月03日
  • おれがあいつであいつがおれで

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    入れ替わり物語のはしりとも言える一冊。
    現実にはありえないけど、面白かった。
    中学生にすすめるにはいいかも。

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    2015年11月22日
  • おれがあいつであいつがおれで

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    子供向けで詰まらないかと思って読んでいたが、面白い。子供だからこそ単純だし素直で、入れ替わった相手の長所を認める。可愛いなと思った。

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    2011年08月09日
  • ぼくがぼくであること

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    夏休みに家出をする少6の秀一。初めは子供向けかと思っていたが、その家出がいろいろな事件に遭遇する事に。そして秀一を強くしていき、周りの事もよく見えるようになる。大人でも十分楽しめる。

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    2011年01月06日
  • 戦争ができなかった日本――総力戦体制の内側

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    この人の戦争に対する想いをひしひしと感じた一冊。その想いが強すぎて、少し暴走気味に思えてしまうところがあるのも事実だけれど、やっぱり、こうやって語ってくれる人の話は聴いておくべきだと思う。日本が戦争へ向かうところから、敗戦という結果を迎えるまでの国としての動きをこんな風に教えてくれた本は初めてだった。どんな政党がどんな選択をし、どんな政策を打ち出していったのか。そういうことの積み重ねが歴史を作るってことを、改めて思い知らされた。

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    2011年08月06日
  • おれがあいつであいつがおれで

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     転校してきた女の子一美は、主人公の一夫の幼なじみ。その二人がふとしたことで、体と心がいれかわってしまう。男が女になり、女が男になったときに世間がどう変わるかを考えただけでも面白いが、それが自分のよく知っている相手だとさらになにが生まれるのか。原作は1979年、今から30年も前の作品、作者はなんとあの『ボクラ小国民』の山中恒である。当時はまだ今のようにジェンダー論が盛んでなかったろうから、男と女の役割のようなものを、入れ替わった二人が感じることになるのだが、今だと、もっと違ったものになったかもしれない。その意味で、この作品をリメイクした映画『転校生』第二弾はちょっとレトロ調でもの足りない部分も

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    2009年10月07日