三浦國雄のレビュー一覧

  • 風水 中国人のトポス

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    中国の思想関連で今まで読んだ中で一番好きかもしれません。
    中国の死生観や、壺中天に興味のある方は是非とも読んでください。
    詳しくあちこちの作品に触れていますが、とても読みやすい文体でした。

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    2010年02月06日
  • 易経 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典

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    易占いくらいしか認識は無かったがその起源の古さに驚く。本書にも書いてあるが陽と陰を元に64パターンを形成していくというのはコンピュータの二進法のような考え方で先日読んだ『書経』と比較しても異色といえる。
    予言というかお告げみたいな言葉が連なっておりオヤジの小言みたいだが戦争も踏まえたようなモノもあり妙なところでリアリティがある。組み合わせのメカニズムは精緻に見えるが理由づけというか理論がよく分からなかった。なのになぜこんな点数をつけているかというと解説が面白い為である。『三国志』を始めとする中国の史書(三国志については演義かもしれない)だけでなく日本人の易者学者にまで筆が及んでいる。当たってい

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    2025年01月29日
  • 易経 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典

    購入済み

    略占法の易断

    現代社会に適合する口語による表示が欲しい。

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    2017年05月08日
  • 風水 中国人のトポス

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     中国人が「場」をどのように捉えていたかを探る13本の論文と対談1本。もともとは風水学(「術」ではない)の書き下ろしを企画していたそうだが、都合により旧稿を集めて一書としたとのこと。場や空間に関する考察だけでなく紀行文、書評とバラエティに富んでいるが、最終的には風水学へと収束する見事な編集となっている。
     「壺中の天」のような閉じた空間の別世界を指向する一方で、「天」「宇宙」のような時間と空間の限りのない世界も同時に指向し、更にそれらを同居させようと思案するさまが興味深い。また、風水の考え方が民衆に根付いていたという指摘も面白い。本書ではさらっとしか触れていなかったが、学問としての風水が普及し

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    2018年06月18日
  • 易経 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典

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    のんびり読んでいるが、読み終わったらまた始めに戻り、他の易経関係の書物を読んではこちらに戻るという読み方をするような気がするので、永遠に読み終わらないのではないかと思う。

    点文、古文訳、現代文訳、語釈のほかに占例を入れて、すべてを文庫本一冊にまとめたのは、評価できると思う。

    でも、ビギナー向けの本で、ビギナーが気がつく間違いがあるというのもかなり問題か?

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    2012年02月08日