安藤佳子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2023年「声にならない言葉に声を与えた革新的な戯曲と散文」という評価を受けノーベル賞を受賞したヨン・フォッセの中期代表作『三部作』
台詞の鍵括弧や句点ピリオドが使われていない散文。ほぼ構成しているのは読点のみになっている。台詞の後に「と考えるアスレ」という感じになっている。
読みにくいかと思ったがそうでもなった。場面転換が少しわかりにくい箇所があったが、あまり気にならなかった。
恋人・家族の物語。
愛のために大罪を犯してしまうのは切ないな。アリーダの思いが色々な言い換え・復唱することですさまじい不安感に苛まれているんだなと感じられた。
その場にいなくなった人が見える(霊?)自分の中で生