三部作【トリロギーエン】

三部作【トリロギーエン】

3,245円 (税込)

16pt

3.8

アスレは不毛な海岸地帯の街をさまよっていた。妊娠中のアリーダを連れ、住居と仕事を探していたのだ。だが、お互いだけが家族の17歳を助けてくれる者はいない。決死の思いの選択は、やがて家族の生に影を落とす。ノルウェーのノーベル賞作家による連作短篇集。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    早川書房
  • ページ数
    256ページ
  • 電子版発売日
    2024年09月04日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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三部作【トリロギーエン】 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ぐるぐると円環していくような文章であり物語。
    フィドルは巡り巡って愛の中でまた戻っていき、愛の果てに人は海に帰っていく。

    シェイクスピア曰く「この世は舞台。 男も女も人は皆役者に過ぎない」。

    0
    2024年10月29日

    Posted by ブクログ

    演劇出身の作家の作品なので散文のようにみえる。日本語で翻訳されているせいか、作品の間も呼吸も沈黙も掴みどころがなくなってしまった。空気を味わうタイプの小説らしいが、内容はそんなに面白みはない。文学の構造味わうのが好きな人向け。

    0
    2025年11月01日

    Posted by ブクログ

    ノルウェーのフィヨルド付近を舞台に、若い男女の無鉄砲なふるまいと、著者がよくテーマにしている生者と死者のやり取りが描かれた作品。古い時代背景とはいえ、簡単に人を殺めてしまうことが描かれていて少しやりきれない部分があった。日本でも昔はそんな風だったんだろうなと思う。戯曲調で、台詞の部分から登場人物のこ

    0
    2025年05月06日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    連作短編3編
    17才の少年少女が出会って,妊娠した少女と家を無くした天涯孤独な少年が故郷を捨て,新天地でも見捨てられ,少年の殺人と死刑の果てに,少女と生まれた息子は故郷の大人に助けられて娘も生まれて一生を終える.言ってみれば単純な物語が寄せては返す海のように行ったり来たり場所も時間も交わって本当にあ

    0
    2024年11月27日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2023年「声にならない言葉に声を与えた革新的な戯曲と散文」という評価を受けノーベル賞を受賞したヨン・フォッセの中期代表作『三部作』

    台詞の鍵括弧や句点ピリオドが使われていない散文。ほぼ構成しているのは読点のみになっている。台詞の後に「と考えるアスレ」という感じになっている。
    読みにくいかと思った

    0
    2024年11月25日

三部作【トリロギーエン】 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    早川書房
  • ページ数
    256ページ
  • 電子版発売日
    2024年09月04日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

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