竹倉史人のレビュー一覧

  • 世界の土偶を読む

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    批判的なコメントが多いけれど、私は一つの仮説として、面白く読ませていただいた。
    誰も、真実はわからないから、色んな方向から、考えていくこと、が必要だ。
    そういった意味では、宇宙人説よりも、信憑性がある仮説だ。

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    2025年10月13日
  • 土偶を読む図鑑

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    突然、土偶に目覚めたので購入。
    土偶=植物や貝類を模ったフィギュアという着眼点が本当に面白かった。
    対象モチーフとなる植物、貝類の共通点をビジュアルと照らし合わせで読めるので納得感がある。文字も大きく、さらりと読めるので土偶沼入門編として大変おすすめ。

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    2023年01月02日
  • 土偶を読む図鑑

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    ブックカフェでたまたま手に取った本だが、非常に面白い!

    土偶と埴輪の違い、土偶は縄文人の生業と結びついた生活の道具であったりと、おーっ!と思わされる内容であった。

    ちょっとした時間に読むのにオススメかも。もちろん土偶推しの方にも。

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    2025年06月15日
  • 土偶を読む図鑑

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    「土偶は植物をかたどった精霊像」という新説を、
    日本各地の土偶から検証し、読み解く。カラー写真豊富。
    ・はじめに
    1 縄文時代土偶基礎知識 2 竹倉流土偶の読み方
    3 新発見の竹倉土偶論
    ・土偶よもやま噺 ・縄文を知る!博物館・美術館MAP

    いろいろな土偶が見たいと思っての読書でしたが、
    新説の内容主体でした。これが面白かった!
    『土偶を読む』は未読だけれど、貝などの食料獲得や
    植物資源の利用のための、呪具として製作されたのが
    土偶という仮説は、なかなか興味深いものでした。
    オニグルミ、ハマグリ、イネ、ヒエ、サトイモ、トチノミ、
    トチノキの表現というのは、土偶の写真で示されると、
    なんか納得

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    2024年04月01日
  • 土偶を読む図鑑

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    図解でわかり易く解説してあるので、素人が見ても納得する。土偶の形だけでなく、縄文時代の地形、食生活を踏まえての説、素晴らしい。
    一気に読ませて頂きました。
    本当は星5つですが、次にもっと凄いものを読ませてくれそうで4つに留めます。
    ブラボーです。

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    2023年10月24日
  • 土偶を読む図鑑

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     ここまで写真付きで明快な解説をされては、反論できない!納得してしまう!
     折角、遮光器土偶にロマンを馳せ、古代縄文時代に宇宙人が到来していた、と思い込んでいたのに〜
    しかし、こんなに面白い本に、ここのところ巡り合わなかったので、ガッカリしながらも読み終える頃には、探究心という別のワクワクが湧いて来て、竹倉先生のファンになりました。

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    2022年09月25日
  • 輪廻転生 〈私〉をつなぐ生まれ変わりの物語

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     「輪廻転生」というタイトル買い。
     世界各地の「転生」の思想に関して、①再生型(自然信仰、血族への生まれ変わり) ②輪廻型(インド、仏教) ③リインカーネーション(スピリティスム)に分類してその例に関して解説がある。
     自分は仏教(浄土真宗)の立場だが、②輪廻型の整理はとてもわかりやすかった。縁起、生まれ変わる主体はなにかの説明もなかなかいいなと感じたが、唯識やってる人がみたらどうなんだろうな。素人的にはいい表現だと感じた。
     意外とキリスト教系の「転生」の受け止め方の変遷が面白かった。かつてのキリスト教が滅亡に向かった「後退」属性だったというのはびっくり。神に創造されたときが最高潮で後は下

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    2022年01月15日
  • 輪廻転生 〈私〉をつなぐ生まれ変わりの物語

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    ・祖霊となったカミは、生前の居住地からさほど遠くない山中などにとどまり、子孫の繁栄を守護する存在ーつまり「ご先祖様」となるのです。これが日本の氏神信仰の基底にある観念だと柳田は指摘しています。
    ・重要なことは、これは極楽浄土への往生を説く仏教的な死後観念とあまったく別種であるという点です。浄土は別名十万億土とも呼ばれ、この世からは途方もなく遠く離れた場所にあります。となると、祖霊と言えども毎年ひょいひょい戻ってこられるような距離ではありませんから、正月やお盆にご先祖様を家に迎えることも不可能になります。こうした矛盾をはらんだまま、浄土思想は日本人の生活習俗のなかに新装していきました。
    ・その結

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    2017年07月14日
  • 輪廻転生 〈私〉をつなぐ生まれ変わりの物語

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    著者は1976年生まれで、東大文学部を卒業後、予備校講師などを経て現在東工大大学院の博士課程に在籍しており、宗教人類学を専門としている。
    本書のテーマは所謂「生まれ変わり(=輪廻転生)」であるが、輪廻転生の真偽を検証しようとしたものではなく、時代や地域によって様々なバリエーションがある輪廻転生という概念の整理・考察を試みたものである。従って、輪廻転生は有るのか無いのかといった著者なりの考えや結論が示されているわけではない。
    著者は「輪廻転生」を以下の3つの類型に整理している。
    ◆再生型・・・世界中の民族文化に見られ、歴史的にも古層にある再生観念。生まれ変わる先は自分の家族や親族に限定される“循

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    2016年01月16日
  • 輪廻転生 〈私〉をつなぐ生まれ変わりの物語

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    五蘊について、私たちはいまある形に紡がれている状態であるという考えに感銘を受けた。超心理学のような領域は科学者から忌避される傾向が強いが、人に与える癒しの役割を輪廻転生の思想が大いに果たしている大切さを痛感した。

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    2015年09月28日
  • 輪廻転生 〈私〉をつなぐ生まれ変わりの物語

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    なんだかんだで生まれ変わりを信じる人が現代社会でたくさんいることにおどろいた。生まれ変わりの思想を紹介。

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    2016年03月24日
  • 輪廻転生 〈私〉をつなぐ生まれ変わりの物語

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     輪廻転生を”再生型”、”輪廻型”、”リインカネーション型”に分類し、それぞれの意味するものを考察している。意外だったのが、日本において”輪廻転生”という言葉が1990年頃から多く使われ始めたということ。オウム真理教絡みの報道や関連書籍が原因ではないかと思うのだが、著者はスピリチュアリティ文化の興隆とぼかしている。他には、ヴァージニア大学医学部のDOSPで前世の記憶が研究されており、生まれ変わりに否定的な立場の人達でさえその成果を認めざるをえないほど科学的、客観的な手法で研究されているのも意外だった。

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    2015年10月30日