作品一覧

  • 世界の土偶を読む
    5.0
    1巻2,420円 (税込)
    今度は〝世界の謎〟を解く! 人類の認知システムに関わる根源的探究と 太古の科学への仮説的推論[アブダクション]が 導く、新しい研究領域の誕生。 克明に描かれる「人類史上の大発見」とは。 大好評『土偶を読む』、待望の続編! <植物精霊像>としての土偶を読み解く、 時空を超えた旅へ。 前著『土偶を読む』で検証されたのは「土偶は植物をかたどっ た精霊像である」というシナリオ。奇妙に見えた土偶の形態は、 そのモチーフが当時の食料資源であると考えることで解読可能 なものとなった。 しかし、大きな謎はまだ残されていた。古代フィギュアは世界 中で発見されており、しかもその正体はいまだ解明されていな いのだ。 本書は縄文土偶の解読方法を世界の土偶に応用し、1万2千年 前に出現する不思議な姿の「新石器時代フィギュア」、そして 3万年前に謎の捕縛された姿で作られた「旧石器時代フィギュ ア」の正体に迫る。人類史における最大の難問に、いまリベラ ルアーツの新しい光が照らされる──。 【公理X】 人体を持つものには二種類が存在している。 ひとつは〈最初から人体を所有するもの〉、 もうひとつは〈人体化の作用によって人体を獲得したもの〉である。 [目次] はじめに 序 章:人類史をたどる神話の旅   第1章:人体を獲得する植物たち 第2章:メタ・ヒューマンの世界――アニミズムあるいは宇宙を構成する《人間》 第3章:子種=種子を妊娠する「炭水化物の精霊」たち 第4章:土偶を読むとは?――パース記号論から土偶の解読を定式化する 第5章:新石器時代フィギュアの解読 第6章:旧石器時代フィギュアの解読 付録1:縄文時代の注目すべき土偶たち 付録2:「土偶研究」の研究――パース記号論から概観する日本の土偶研究史と未来の展望 おわりに
  • 土偶を読む図鑑
    4.2
    1巻1,782円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 土偶はフィギュア!?見てナットク土偶図鑑。 【NHK総合1 歴史探偵「縄文レボリューション」に著者・竹倉氏出演!】 2021年4月に晶文社より刊行された書籍、『土偶を読む』(著/竹倉史人)のユニークな新説(土偶は植物や貝類をかたどったフィギュアである)を、豊富な写真やイラストで読み解くビジュアル図鑑です。 竹倉説の証拠となる10種の土偶(ハート形土偶/中空土偶/合掌土偶/山形土偶/結髪土偶/刺突文土偶/星形土偶/みみずく土偶/遮光器土偶/縄文のヴィーナス)に加えて、『土偶を読む』には載らなかった国宝、重要文化財の土偶を多数掲載。本書で初めて言及される最新の竹倉説で読み解く土偶も収録します。 同年7月には北海道と北東北の縄文遺跡群が世界文化遺産に登録され、縄文時代や土偶に注目が集まっています。妊娠した女性を象ったとされる従来の土偶論を覆し、考古学者も驚愕した竹倉説を楽しみつつ、縄文人の美意識に触れる「アートブック」としても手にとっていただきたい一冊です。 (底本 2022年4月発行作品) ※この作品はカラーです。
  • 輪廻転生 〈私〉をつなぐ生まれ変わりの物語
    3.7
    日本人の4割以上が「生まれ変わりはある」と思っている――世界中の人々が、少なくとも2500年以上も前から様々な形で信じてきた「生まれ変わり」の思想について、正面から考えた類を見ない入門書が登場。新進気鋭の研究者が、輪廻転生の観念を、「再生型」「輪廻型」「リインカネーション型」の3つに分けて、丹念にわかりやすくひもとく。(講談社現代新書)

ユーザーレビュー

  • 世界の土偶を読む

    Posted by ブクログ

    批判的なコメントが多いけれど、私は一つの仮説として、面白く読ませていただいた。
    誰も、真実はわからないから、色んな方向から、考えていくこと、が必要だ。
    そういった意味では、宇宙人説よりも、信憑性がある仮説だ。

    0
    2025年10月13日
  • 土偶を読む図鑑

    Posted by ブクログ

    突然、土偶に目覚めたので購入。
    土偶=植物や貝類を模ったフィギュアという着眼点が本当に面白かった。
    対象モチーフとなる植物、貝類の共通点をビジュアルと照らし合わせで読めるので納得感がある。文字も大きく、さらりと読めるので土偶沼入門編として大変おすすめ。

    0
    2023年01月02日
  • 土偶を読む図鑑

    Posted by ブクログ

    ブックカフェでたまたま手に取った本だが、非常に面白い!

    土偶と埴輪の違い、土偶は縄文人の生業と結びついた生活の道具であったりと、おーっ!と思わされる内容であった。

    ちょっとした時間に読むのにオススメかも。もちろん土偶推しの方にも。

    0
    2025年06月15日
  • 土偶を読む図鑑

    Posted by ブクログ

    「土偶は植物をかたどった精霊像」という新説を、
    日本各地の土偶から検証し、読み解く。カラー写真豊富。
    ・はじめに
    1 縄文時代土偶基礎知識 2 竹倉流土偶の読み方
    3 新発見の竹倉土偶論
    ・土偶よもやま噺 ・縄文を知る!博物館・美術館MAP

    いろいろな土偶が見たいと思っての読書でしたが、
    新説の内容主体でした。これが面白かった!
    『土偶を読む』は未読だけれど、貝などの食料獲得や
    植物資源の利用のための、呪具として製作されたのが
    土偶という仮説は、なかなか興味深いものでした。
    オニグルミ、ハマグリ、イネ、ヒエ、サトイモ、トチノミ、
    トチノキの表現というのは、土偶の写真で示されると、
    なんか納得

    0
    2024年04月01日
  • 土偶を読む図鑑

    Posted by ブクログ

    図解でわかり易く解説してあるので、素人が見ても納得する。土偶の形だけでなく、縄文時代の地形、食生活を踏まえての説、素晴らしい。
    一気に読ませて頂きました。
    本当は星5つですが、次にもっと凄いものを読ませてくれそうで4つに留めます。
    ブラボーです。

    0
    2023年10月24日

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