吉田勝江のレビュー一覧

  • 第四 若草物語

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    外国の小説に慣れてる私でも、第4は登場人物が多くて、前に戻って確認したりした。
    このシリーズは堅苦しさや説教臭さはあるけれど、これだけ多くの登場人物のキャラ設定、一つ一つの章に起伏があってドラマがあって、この作者のストーリーテラーとしての才能が秀逸だと思う。特に第3以降の子ども達が、とても魅力的で楽しませてもらった。

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    2019年12月07日
  • 若草物語

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    姉妹があまりにも良い子なのに驚愕する。自分にもこういうお話を素直に受け止めてた時代があったんだな‥‥としみじみ感じる。当時ベスに憧れたけど、今読むと、いい子過ぎて現実離れした感じがある。でも、小公女や若草物語のような模範的な少女達に素直に共感出来るって素晴らしい事だと思う。

    最近は個性とか自己主張が出来る事がカッコいいとされる風潮だけど、ベスみたいな控えめだけど真面目で思いやりのある人をもっと尊重する社会であってほしい。

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    2019年11月19日
  • 若草物語

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    子供時代に読んだ感激に思いをはせてというか、
    子育ての悩み多い娘に何か言えるかもしれないと、心の隅にあったかもしれない。

    娘も3人娘を育てているし、この物語のマーチ家も4人姉妹、
    父親は南北戦争に出兵で留守、この物語全体に登場も少ない、影が薄い。
    娘のところも何故かパパの影が薄い、一般的に父親ってそう(笑

    それでなくてもこの節、シングルマザーが多いような話題になっている。
    そしてそういう家庭は貧しい生活が常、シングルでなくても貧しくなる世相だ。

    父親が知人のために借金を背負って、裕福だったこのマーチ家も貧乏という設定。
    本当は作者オルコットの父親が高邁な学識者、世渡りに失敗し

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    2019年03月15日
  • 若草物語

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    ネタバレ

    赤毛のアンや、大草原の小さな家と比べると、人間関係が主のように思える。自然の恵みや脅威的なものはないけれど、虚栄心の話や、命に関わる病気のそれぞれ姉妹の後悔する心情など身近で、彼女たちの行方を応援したくなるような気持ちになった。
    次巻のあらすじでネタバレを知ってしまい、悲しくて続きは手を出しにくい。

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    2018年04月29日
  • 若草物語

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    ネタバレ

    なかなか面白かったー。
    Wikiで登場人物のネタバレを見てしまうほど(笑)。
    誰がどうなるかはもう知ってしまったけど、そのうち続きを読んでもいいなぁ。
    覚えてるかどうかは知らない(笑)。

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    2013年07月09日
  • 若草物語

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    昔アニメで見たジョーはカッコイイお姉さん。今見たらとても家族思いの可愛い女の子でした。懐かしく優しい気持ちになりますね。

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    2011年06月15日
  • 若草物語

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    子供の時アニメや簡易な子供向けの本を読んであらすじはなんとなくは知ってました。ちゃんと読んでどういういきさつで話が進み、覚えているエピソードとどうつながるのか理解できました。子供の時、こういう姉妹がいっぱいいるかんじに憧れてました。

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    2011年06月13日
  • 続 若草物語

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    ネタバレ

    ジョーが結婚するのがどうしても受け入れられない
    ベスの死も
    エミリーとローリーの結婚も
    メグの幸せの価値観も 受け入れられない
    どうしても好きになれない続編
    まあ人生そうそう上手くいかないってことですよね
    ジョーのモデルである作者が生涯未婚らしくて救われた

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    2021年01月21日
  • 若草物語

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    小さい頃に絵本で読んだ「若草物語」。
    当たり前だけど、絵本よりも長い。
    こんなストーリーだったけ?と思うところやこんな登場人物いたっけ?と思うところもあったけど、きちんと読めてよかったです。
    私はベス派。

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    2020年01月26日
  • 第三 若草物語

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    プラムフィールドの少年少女達が可愛くて生き生きしていて、それぞれ個性が際立っている。
    最後は少し出来すぎてる感じがするけど、理想の教育とは何か?理想の家庭とは何か?を考えさせられた。

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    2019年11月28日
  • 続 若草物語

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    前作と比べてエイミーが凄く成長した。出だしはまだ、わがままなエイミーが顔を出していたけど、名実共に貴婦人へと変化した。

    少々説教臭く、好い人ばかりで最後は申し分なく終わるのだけど、子ども達や若い人達に、こういった作品に触れる機会をもってほしいと密かに願う。

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    2019年11月23日
  • 若草物語

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    最初の読み始めでは、なんとこんな地味なことで喜んで、スマホもネットもないのに、すごいわー、とか思っていたのもつかの間。やっぱりつまらんのよなぁ、とそこは今の時代と大差なくやる気なく投げ出してみたり、でも最後にはしっかり頑張ってみたりするところが胡散臭い。昔の小説っぽい。そこはしょせん、貧乏だとか言いながらもお手伝いさんとか雇っているという、貧乏だけど貴族、みたいな育ちの良さゆえなのか。こういうのだけ読んで昔の人とか語ったら絶対庶民の暮らしとかけ離れてそうだよなぁ。などと穿った見方をしてみる。

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    2016年08月07日
  • 続 若草物語

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    高校時に担任の先生からいただいた。続編があるとは知らなかったもので。
    ローリーとジョーはくっつくもんだと信じて疑わなかった私に先生は優しく、『まぁ読んでごらん』と言ったのであった。

    オルコット氏に100年越しの手酷い裏切りを受け読み終わった後はしばし放心状態。すぐさま先生へ手紙をしたためた。


    ジョーは、私の憧れです。

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    2011年06月11日
  • 若草物語

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    面白いですね。四姉妹のそれぞれにハッキリした性格の違いがあって、時には衝突もするけど、反省を繰り返して成長していく。物語の中でも時間が流れていて、主人公たちがちゃんと生きているんだって感じさせてくれます。古いものだけど、今でも読み返されているのは、それだけ魅力があるって事でしょうね。

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    2011年07月17日
  • 若草物語

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    いい娘になるには。レディーらしく。いつも良いLittle women であるために。とてもクラシックな印象を受けるこの本だけど、今日まで世界中の女の子たちから読まれているのは、四人の姉妹たちの若草のように瑞々しい毎日が、とても魅力的で、今の世代の人たちともたくさんの共通点をもつからだと思った。毎日が生き生きとしていて、読んでて気持ちがよかった。

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    2010年06月12日
  • 続 若草物語

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    そういう風に話が続くんだ!て感じ。
    人間関係とか、恋模様とか…今と変わらないんだなーって感じる。
    あくまでフィクションだけど、その時代が反映されてることに違いはないよね?

    赤毛のアンでも思ったんだけど、昔の小説って主人公が普通に年齢重ねていく様とか、主人公の子供が主人公になったりするよね。
    今は、主人公のある時期のあるエピソードだけが描かれてる感じ。
    昔は人生を描いて、読者はそれに自分を投影させてたりしたのかな。

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    2010年04月28日
  • 若草物語

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    アニメでストーリーは知ってたけど、本を読んだのは初めて。(!)
    エピソードとか話の流れもちょこちょことしか覚えてなかったから、「あっこんな流れ!?」「この話知らない!!」とか多かった。
    今読んでも普通に小説として面白い。

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    2010年04月28日