長谷川博一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレわが子の気持ちがわからない
#思春期#
■それまでの育ちの方向性が出てくる
⇒ 良くないことがあっても、親が軌道修正して新たな道を見つけるチャンス
⇒ 遅すぎることはない
■自分の仲間との居場所に移る過渡期
⇒ 親は侵入しないこと
⇒ ひみつの拒絶は自立へのあゆみ
■子供のひみつ
そっとしておいてあげる。
⇒ なかなかほっておくのは難しいのは、子供に対する信頼がないから。
⇒ 子供を信頼してあげることが大事
#子育て#
■望ましい方法はない
⇒ 真実に向き合うまなざし、感じる心が大切。
⇒ 幸せに生きること。
■子供には大人に本心が伝わるということを教えてあげる
⇒ そのためには親 -
Posted by ブクログ
長谷川博一『殺人者はいかに誕生したか 「十大凶悪事件」を獄中対話で読み解く』新潮文庫。
臨床心理士の著者が10人の凶悪事件の殺人者と面談し、その心の闇と事件の真相に迫ろうとするルポルタージュ。非常に難しいテーマであることは理解出来るが、これでは被害者と被害者遺族が救われないと思う内容だった。
科学の進歩という点で心理学を否定する訳ではないが、常々心理学というのは人間を型に嵌めて、分類する学問ではないかと疑問を感じている。こうした凶悪事件が起きる度に犯人に貼られるレッテルは人格障害だの解離性同一性障害や統合失調症などである。
また、犯人の生い立ちや幼少期にまで言及し、まるで罪を軽くするため -
Posted by ブクログ
副題にあるように、十の凶悪事件はいかにして起きたのか、犯人との面会と対話を通して、彼らの心の闇に迫る。
本書で取り上げられている事件の犯人は、皆幼少期に何らかの虐待、いじめを経験している。
それらが彼らの中に暗い影を落としているのは、間違いないが、きっかけが無ければ、このような罪は犯さなかったかもしれない。
心の傷となんらかのトリガーが、事件を誘発してしまうということが分かった。
彼らがもっと自分の傷に、自覚的であったなら別の選択肢もあったのではないかと思ってしまう。
しかし、幼少期の辛い体験は想像を絶するものであり、そのために精神障害を起こしてしまうこともある。
大人になって加害者になってし