長谷川博一のレビュー一覧

  • 「わが子」の気持ちが分からない! 思春期の子育て

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    わが子の気持ちがわからない

    #思春期#
    ■それまでの育ちの方向性が出てくる
    ⇒ 良くないことがあっても、親が軌道修正して新たな道を見つけるチャンス
    ⇒ 遅すぎることはない

    ■自分の仲間との居場所に移る過渡期
    ⇒ 親は侵入しないこと
    ⇒ ひみつの拒絶は自立へのあゆみ

    ■子供のひみつ
    そっとしておいてあげる。
    ⇒ なかなかほっておくのは難しいのは、子供に対する信頼がないから。
    ⇒ 子供を信頼してあげることが大事


    #子育て#
    ■望ましい方法はない
    ⇒ 真実に向き合うまなざし、感じる心が大切。
    ⇒ 幸せに生きること。

    ■子供には大人に本心が伝わるということを教えてあげる
    ⇒ そのためには親

    0
    2012年09月17日
  • 殺人者はいかに誕生したか―「十大凶悪事件」を獄中対話で読み解く―

    Posted by ブクログ

    歴史の残る凶悪事件の犯人たちと直接対話して得られたこと。う~ん、たしかに貴重でためになることではあるのだが、私にだけ本音を語ってくれたという自慢話に聞こえてしまうのはなぜかな?

    0
    2021年09月29日
  • 殺人者はいかに誕生したか―「十大凶悪事件」を獄中対話で読み解く―

    Posted by ブクログ

    長谷川博一『殺人者はいかに誕生したか 「十大凶悪事件」を獄中対話で読み解く』新潮文庫。

    臨床心理士の著者が10人の凶悪事件の殺人者と面談し、その心の闇と事件の真相に迫ろうとするルポルタージュ。非常に難しいテーマであることは理解出来るが、これでは被害者と被害者遺族が救われないと思う内容だった。

    科学の進歩という点で心理学を否定する訳ではないが、常々心理学というのは人間を型に嵌めて、分類する学問ではないかと疑問を感じている。こうした凶悪事件が起きる度に犯人に貼られるレッテルは人格障害だの解離性同一性障害や統合失調症などである。

    また、犯人の生い立ちや幼少期にまで言及し、まるで罪を軽くするため

    0
    2018年07月01日
  • 殺人者はいかに誕生したか―「十大凶悪事件」を獄中対話で読み解く―

    Posted by ブクログ

    副題にあるように、十の凶悪事件はいかにして起きたのか、犯人との面会と対話を通して、彼らの心の闇に迫る。
    本書で取り上げられている事件の犯人は、皆幼少期に何らかの虐待、いじめを経験している。
    それらが彼らの中に暗い影を落としているのは、間違いないが、きっかけが無ければ、このような罪は犯さなかったかもしれない。
    心の傷となんらかのトリガーが、事件を誘発してしまうということが分かった。
    彼らがもっと自分の傷に、自覚的であったなら別の選択肢もあったのではないかと思ってしまう。
    しかし、幼少期の辛い体験は想像を絶するものであり、そのために精神障害を起こしてしまうこともある。
    大人になって加害者になってし

    0
    2018年01月27日
  • 殺人者はいかに誕生したか―「十大凶悪事件」を獄中対話で読み解く―

    Posted by ブクログ

    臨床心理の立場から犯罪をみる。様々な見方があって、もちろんこれが全てではないのだけれど、単なるニュースへの見方も変わるかな、と思う。「なりたくてなった人はいない」これが何よりの事実。講義中の場面があまりにリアルで、絶する程過酷な現場なのだなと思い返していた。あー...本当真面目に勉強しておくべきだったな、と今になって後悔しているのは秘密。

    0
    2017年09月18日
  • 殺人者はいかに誕生したか―「十大凶悪事件」を獄中対話で読み解く―

    Posted by ブクログ

    十大凶悪事件の犯人の心に迫る。
    確かに事件がどうして起こったのかがどこまで追求されているのかは不明である。
    作者は臨床心理士で、事件を起こす過程には、犯人の幼少期の家庭環境等が大きく影響しているという。
    そのため、事件の真相を知るためには、その過程を知ることが大切なのだという。
    確かに現在の凶悪事件の犯人の低年齢化が進んでいることを考えれば、事件の真相がわからなければ、また同じことを繰り返してしまう危険は否めないのではないかとも感じる。

    2017.4.30

    0
    2017年04月30日