ポール・オームロッドのレビュー一覧 経済は「予想外のつながり」で動く ポール・オームロッド / 望月衛 ビジネス・経済 / 経済 3.3 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ 経済学の標準理論であるインセンティブが効かなくなったり、社会・経済には大きな偏りができてきたのはネットワーク効果であるとして、その例を500年前の宗教問題(改宗しなければ火あぶり)を皮切りに、プラハの春、アラブの春からユーチューブの視聴などの実例を語る。そして政策などもネットワーク効果を配慮すべきとして、その役割を終えた従来型の啓蒙主義に代えて意思決定の分散化を提唱している。 0 2015年10月12日 経済は「予想外のつながり」で動く ポール・オームロッド / 望月衛 ビジネス・経済 / 経済 3.3 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ このネットワークは、ミラーニューロンの言い換えかな?という意識で読んだ。結論から言うと、似ているところもあるが、違うところもあった。周りの人の影響を受けた行動、旧来のコネの話。つながり(ネットワーク)という切り口で、経済というよりもっと広く、人の営みを解釈してくれる。日本の失われた20年が肯定的に書かれていところはちょっと好感が持てた。 0 2018年11月12日 経済は「予想外のつながり」で動く ポール・オームロッド / 望月衛 ビジネス・経済 / 経済 3.3 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ 経済学の前提となっている「人は合理的である」という定義自体が、じつは非合理であるということを論説している本。仮に合理的でありたいとは思っても、膨大な選択肢から「最適」を求めることは無理だし、それ故にいわゆる「口コミ」に影響を受ける方が多いのは、結果が示している。ということを、色々な角度から説明しているものの、最後は若干お腹いっぱいというか、冗長にも思えなくもない。でもマクロ経済をどうこうしようというのではない限り、実際のビジネス上はこの視点を前提とした方が合理的ではなかろうか。 0 2016年01月22日 <<<1・・・・・・・・・>>>