秋津知子のレビュー一覧

  • 眠り姫 下

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    下巻後半からの動きが早く読んでいて爽快。上巻と下巻前半は動きが少なく、読むのが苦痛だったが、我慢した甲斐があった。

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    2019年06月02日
  • 眠り姫 上

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    最初の段階で『誰が』は判明したので上下巻にするほどの内容ではないなと思った。動機の点でもなんとなく察せられるし、登場人物の中では唯一と言っていい不快な人物だという印象を受けたので、ミステリとして読むのではなく、『眠り姫』と呼ばれた女性の周囲を取り巻く人物達の群像小説のような感じで。

    ダニエル・キイスはこの本が最初だったのでとりあえず別のを読むかという気にはさせられた。なので次は『アルジャーノンに花束を』でした。

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    2010年01月29日
  • 眠り姫 下

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    ナルコレプシー(居眠り病)の患者の物語。

    気付いたら娘とそのボーイフレンドが死んでいたが自分の記憶が全くない。

    さすがダニエル・キイスで、物語の進め方のテンポがよく最後まで一気に読み終えてしまう。
    また彼の心理学や化学の描写が細かくていつも通り読んでいてその的確さや知識の広さに驚く。
    よく調べたねー。

    催眠によって人々があそこまで思い通りに行動するのかと驚いてしまうが、まぁそこの非現実感を差し引いても面白いのでぜひ一読をお勧めします。

    ちなみに、ビリー・ミリガンの方が面白いです。

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    2009年10月07日
  • 眠り姫 上

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    ネタバレ

    プロローグと矛盾する方向でストーリーが展開しているのに違和感を覚えながら読み進めていきました。

    上巻では、その答えは出ず、下巻につながっていくようです。

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    2016年02月17日
  • 眠り姫 上

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    ユング心理学をちょこっとかじった人なら涙を禁じ得ない戦慄の一冊。心理学医の作者が小説仕立てで語る人間の「こころのかたち」。ヒロインが体験した過去の暗い出来事が、読み終わった後も日常生活のなかで突然フラッシュバックして傷つくこと度々。日常風景と交錯させて描く人の心は、ありふれた風景だけに現実味を増して、トラウマを植え付けてくれる。

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    2009年10月04日
  • 眠り姫 上

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    睡眠障害の女性が意外な犯人を告げる。精神療法家によって彼女の過去や記憶が解き明かされていく。
    最後がまで眠らずに読んでしまった。

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    2009年10月04日