2000年代の新日本プロレスの低迷&迷走の時期をリアルタイムで体験してきた自分にとっては興味深い話が沢山あった。あの当時、自分も含めた旧来のプロレスファンの間には、新日本プロレスを、そして棚橋弘至というレスラーを小馬鹿にして楽しむ空気が蔓延していたと思う。そういう時代の中で、ブレずに信念を貫き行動し、再び業界を活性化させた棚橋の功績は誰もが認めるところだろう。新規顧客の獲得における世代交代の重要性を再認識した。本書で語られている内容は、斜陽産業と呼ばれる業界に身を置く人にとって多くの学びが得られると思う。