上大岡アネのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本は「キッパリ!」の著者上大岡トメが姉の上大岡アネ(京都大学大学院理学研究科准教授・地震学)に聞きたいことを聞きまくり、とことん判り易くマンガ化、図解したものです。妹の質問に姉が詳細に答えます。
「キッパリ!」などで有名な漫画家の上大岡トメさんが、京都大学で地震の研究をされているという実姉の上大岡アネとの対談や自身の漫画を通して『地震とは何か?』に始まり、地震発生のメカニズムや地球というものがどうなっているかなど、初心者が正しい知識を身につけるための入門書として、非常に面白い出来だと感じました。僕は高校時代、成績はからっきしでしたが地学を授業でとっていて、断片的に覚えていたことが『あぁ、これは確か高校のときに習ったっけなぁ』ということを上大岡アネさんの丁寧な解説を聞いて思い出しました。
一番覚えているのが断層に関するメカニズムを解説する箇所で、これは(うろ覚えですが)本当にケースバイケースで『なったときにしかわからない』ということをこれを書きながら思い出しております。最後のほうで上大岡アネ先生は『日本に住んでいる以上、地震というものは避けられない』ということをおっしゃっていて、さらにそのときに恐ろしいのが『人間の心』だという箇所にも、彼女が学者として以下に自分の研究に取り組んできたのだな、ということが本当によくわかりました。
さらに、彼女の解説を妹の上大岡トメさんがうまい具合に引き出してくれて、まったく地学のことを忘れた方も、ゼロから地震というものがどのようなメカニズムで発生しているのか?その概要を知るにはもってこいの一冊だと思われます。 -
Posted by ブクログ
ネタバレマンガ混じりの読みやすい地震本。
地震と津波について、わかっていること、そしてわかっていないことを率直に。
地震が起きたとき、津波があるかないか、どうやって判断しているのかと思っていたけれど、津波があるのは、震源が海底にあって、浅いとき、なんだそうな。
海底のすぐ下で断層がずれたとき、地殻変動によって海底が隆起したり進行したりして、それが海の表面の高さの変化になって津波が起こる。
あと、東日本大震災のとき、津波が来たのは地震の30分ぐらいあとだったので、なんとなく地震のあとに逃げるを徹底すれば津波被害は逃れられると思ってしまっていたのだけれど、当然ながら震源が陸地に近ければ津波は数分でやってくる、とか。
地震についてあまりよく知らないなぁという人は一読をおすすめします。
日本に住みつづけるのなら。