リヒテルズ直子のレビュー一覧

  • オランダの個別教育はなぜ成功したのか

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    オランダでの教育改革が詳細に報告されている。画一的教育の反省から、70年代から80年代の10年をかけて、国民的議論を積み重ねて、個別教育の方向へ舵を切っていく。子どもの幸せ度、世界一の国。財界の利益に支配されない教育は実現可能である。

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    2014年06月18日
  • オランダの個別教育はなぜ成功したのか

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    教育の世界で自由化が叫ばれて久しいが一体誰が自由になったのか?本当に子どもたちは自由に学ぶことが出来る社会なのだろうか?この本を読みながらそのようなことを考えていた。管理、平等から自由へではなく、画一から個別へ。そのような転換が必要なのではないだろうか。子供の視点に立った教育が日本にはあまりにもない。教師の視点、行政の視点、親の視点から教育を知らず知らず語っているが、子供は置き去りなのだと思い知らされた。自分の凝り固まった固定観念に気づかせてくれた良書。

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    2012年02月22日
  • オランダの個別教育はなぜ成功したのか

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    日本の教育は自分が小学生だった40年前から変化が乏しいと感じます。
    年齢を超えたカスタマイズできる教育制度になればよい。

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    2024年09月19日
  • オランダの共生教育

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    表紙の装丁に惹かれて本書をとった。多くの点で示唆や感銘を受けたが性教育についてのあまりにもドライで中庸的な姿勢は本邦の国民性に相容れないと感じた。

    オランダ国民の教育や市民参加への意識が高いだけでなくて、それ合わせた教育政策を行うオランダに強く興味を覚えた。本書の最後にある提言については首肯できない点があるが、非常に感銘を受けた著作であった。

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    2013年03月06日
  • オランダの共生教育

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    オランダの共生教育とは?
    他の人とともに生きていく意欲と姿勢を持つ人間を育てる教育。
    その上で、実現する為に、特別支援教育とシチズンシップ教育が重要である。
    学校は、二つの重要な役割がある。
    ①新しい世代の子どもや若者を育てる学校という場を、大人たちが、理想と考える社会についての意思を表明する場として設定すること。
    ②子どもたちに共生社会への参加を練習させること。


    オランダの制度
    リュックサック政策
    普通校か、特殊教育校かを選ぶのは、あくまでも、子どもの代弁者である親

    もう一度一緒に学校へ政策
    子どもたち一人一人の発達状態を定期的に、客観的な方法で、モニター

    オランダの学校教育は、高校

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    2012年01月17日
  • オランダの個別教育はなぜ成功したのか

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    オランダのイエナプラン教育について具体的な教育風景や歴史などが書かれている。

    特徴としては
    リビングルームのような教室
    1クラスにマルチエイジの3学年の生徒がいる
    一人一人の理解度・進度にあった課題を自立学習する
    グループリーダーと呼ばれる先生が個別指導でサポートする
    調べるためのコンピューターや教材が豊富
    輪を作って話しあい、コミュニケーション力を養う
    ワールドオリエンテーション:一つのテーマを多角的に探求する

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    2009年11月14日
  • オランダの個別教育はなぜ成功したのか

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    イエナプランの具体的な内容が知りたかったけど,歴史とかも多く飛ばし読み。これ読んでたら日本の教育は遅れてるな…って思ってしまう。何十人を一つの教室に入れて全員同じ速度で勉強して。一番ずっとモヤモヤしてるのは「わかりましたか?」「はい(小声)」「わかりましたか?!」「はいっ!(大声)」の流れ。聞いてない子だってきっといるけど,とにかく「はい!」って(笑)なんなんやろーって思ってしまう。でもなんかやってしまう。もっと本当はひとりひとりに合った教育ができたらいいのにって思う。もちろん現場では「一人一人を大切に」とか「個に応じた」とか大切にしているわけやけど。実際私自身はできてないと思う。イエナプラン

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    2014年05月11日