あらすじ
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オランダの教育に通底しているのは〈共生社会〉をいかにして作り上げるかという思想である。〈個〉を尊重しながら人と人の〈繋がり〉を追求する様々な授業の試みを生き生きとした文章で紹介する。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
表紙の装丁に惹かれて本書をとった。多くの点で示唆や感銘を受けたが性教育についてのあまりにもドライで中庸的な姿勢は本邦の国民性に相容れないと感じた。
オランダ国民の教育や市民参加への意識が高いだけでなくて、それ合わせた教育政策を行うオランダに強く興味を覚えた。本書の最後にある提言については首肯できない点があるが、非常に感銘を受けた著作であった。
Posted by ブクログ
オランダの共生教育とは?
他の人とともに生きていく意欲と姿勢を持つ人間を育てる教育。
その上で、実現する為に、特別支援教育とシチズンシップ教育が重要である。
学校は、二つの重要な役割がある。
①新しい世代の子どもや若者を育てる学校という場を、大人たちが、理想と考える社会についての意思を表明する場として設定すること。
②子どもたちに共生社会への参加を練習させること。
オランダの制度
リュックサック政策
普通校か、特殊教育校かを選ぶのは、あくまでも、子どもの代弁者である親
もう一度一緒に学校へ政策
子どもたち一人一人の発達状態を定期的に、客観的な方法で、モニター
オランダの学校教育は、高校卒業まで無償 公立、私立も同額
二歳児からの無料オランダ語強化プログラム
移民の子どもたち向け
生徒自身が一定のカリキュラムの枠組みの中で、教員と相談しながら、自分の学習の道筋を自分で決め、学習を自分で進め、その成果を自分で評価できる学校、さらには、他の生徒と協力して仕事をすることができる学校
多面的インテリジェンス
ラーニングバイドウ
この学校が私たちに教えているのは、規則は元来それを守らなくては、ならない意味があり、その意味を子どもたちが自覚できれば、子どもたちは、進んで規則を守る行動ができる。
学習の内容や進めかた、教室での役割は、可能な限り子どもたちに選ばせる。そして、自分が選んだことに責任を持たせる。
授業は自立学習が中心である。
すごくこの著書は、勉強になりました。