藤村安芸子のレビュー一覧 再発見 日本の哲学 石原莞爾――愛と最終戦争 藤村安芸子 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 4.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ 東洋の王道vs西洋の覇道。この対立構造から繰り出す最終戦争によって意思統一が図られ、恒久平和が訪れる・・・言い得て妙というか、当時の国体観ゆえの発想か。分からないでもないが、いつの時代も戦争を肯定する理由があってはならない。かといって、ルーツとなった日蓮宗や田中智学の教えを全否定するつもりもない。ただ平和への辿り方が違っていただけのこと。 0 2017年05月06日 仏法僧とは何か 『三宝絵』の思想世界 藤村安芸子 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 3.0 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ 「三宝絵」の思想を端的にまとめてあります。内容が端的なのに文章が長いので、時々読み飛ばしましたが、『三宝絵』のテーマは丁寧に解説されていました。 0 2019年09月17日 仏法僧とは何か 『三宝絵』の思想世界 藤村安芸子 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 3.0 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ 『三宝絵』という平安時代の仏教説話集を読むことを通じて、死とどうのように関わるかを説いている。 施餓鬼に関する柳田國男と五来重の説を『三宝絵』と対比して述べるくだりは面白い。亡き親を荒々しく祟りやすい存在(五来説)としてとらえるのではなく、『三宝絵』は餓鬼として亡き親をとらえ、救われがたい、永遠に苦しみ続ける存在としている。 0 2012年10月28日 <<<1・・・・・・・・・>>>