稲垣賢二のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最後の核酸の生化学の章は、チンプンカンプンだった。
別の生物の生態の話のように感じた。
生きてゆくために複雑なすみわけをしていて、能率的に子孫を残すために腐心している。
そんなイメージがわいてきただけで、内容はよくわからなかった。
このような驚くべき反応が、私の体の中で起こっている、ということに、ため息が出る。
私がお酒を飲んだら、細胞という住民たちに天災が起こっているのではないか、と、自分の体を労わることの重みを、妄想したりした。
それと同時に、遺伝や代謝などの体の働きには、まだ解明されつくしていないことが多いのだな、ということを、漠然と感じた。
歯切れが悪かったり、すっきりしない説明の部