あらすじ
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生化学とは、生物を形づくる物質や体内で起きている反応をミクロな視点で捉える学問です。薬学や医学はもちろんのこと、エネルギー問題の解決や優れた素材開発にも役立っています。本書は、生化学入門者のために、これだけは知っておきたい基礎知識を解説します。高校化学の復習、細胞の構造、生体分子の構造・機能、物質代謝、タンパク質の構造・機能、エネルギー代謝、核酸の生化学まで、生化学の要点をしっかり網羅しました。
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Posted by ブクログ
理系ですけど、全くの素人の私が読んでも、おおよそ理解できました。
エネルギー代謝について知りたかったのですが、少し紙面が少なかった。
核酸の生化学は奥が深いですね。非常に興味が湧きました。
Posted by ブクログ
最後の核酸の生化学の章は、チンプンカンプンだった。
別の生物の生態の話のように感じた。
生きてゆくために複雑なすみわけをしていて、能率的に子孫を残すために腐心している。
そんなイメージがわいてきただけで、内容はよくわからなかった。
このような驚くべき反応が、私の体の中で起こっている、ということに、ため息が出る。
私がお酒を飲んだら、細胞という住民たちに天災が起こっているのではないか、と、自分の体を労わることの重みを、妄想したりした。
それと同時に、遺伝や代謝などの体の働きには、まだ解明されつくしていないことが多いのだな、ということを、漠然と感じた。
歯切れが悪かったり、すっきりしない説明の部分があった。
それは、説明できない状態だからなのかな、と思った。
科学的・専門的な羅列ばかりで、いまいちピンとこない内容の部分もあった。
もちろん、私の知識と理解能力の低さが原因なのだろうけれど、簡単に説明できない、という事象は、人の理解が及んでいない、ということのような気がする。
人間の体の不思議に、触れた気がする。