中野順一のレビュー一覧
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第20回サントリーミステリー大賞受賞作。
キャバクラのボーイとして働くタクトは、今度入ってきた新人のキャスト(キャバ嬢)・花梨が気になっていた。女としてだけでなく、彼女が発する予言ともとれる言葉。タクトのtotoが当たっていることを知り、やっかいな相談事を抱えていることも知っている・・・?やっかいな相談事とは、店のナンバーワン・エリカの元客がどうやらストーカー化しているということ。エリカに頼まれ、ストーカーを退治することになってしまっていたのだ。
テンポがいいのでサクサク読める。夜の歌舞伎町の世界が舞台ではあるが、あまりドロドロしたリアルな感じではないのでその点は楽。が、やっぱりこう -
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幼い息子恭平がある時から様子がおかしい。食べ物の好みや言動がどうもそれまでと違う。詳しく聞いて調べてみるとどうやら前世の中華料理屋主人の記憶が残っている模様。
さらに調べてみると、彼はある殺人事件の被害者として非業の死を遂げていた。
感想がちょっとかぶりますが、これもまたなんとなく「ベタ」な感じがしました。前世で殺人でドナーといういろんな要素をいろいろ混ぜてはありますけども。
読み始めはそういうベタさがなんとなく鼻につきましたけども、読み進めていくうちに気にならなくなり物語に引き込まれました。いい感じです。ただなんというか・・・どうもこう・・・・地味というかw
読んでる最中はいいんですが、あ -
Posted by ブクログ
小柴祐子は、五歳になる息子の恭平の嗜好や発言に頭を悩ませていた。なぜこの子はまるで大人のようなものばかり好み、そして「ほんとうのおうちにかえりたい」などという、わけのわからないことばかり言うのだろう。何か精神的な病気だろうか?しかしながら同じ職場で働く精神科医に相談してみて改めて一緒に息子の言葉を聞いてみると、五歳の子供が知るはずのないことが次から次へと出てきたのだ。もしかしてこの子は、誰かの生まれ変わりなのか?
幼い子供が前世の記憶を持ったまま生まれ変わったという不思議話を聞いたことはあるが、今作はまさにそれが本当に起こったという話である。非業の死を遂げたという前世の記憶が残った恭平に