吉川良三のレビュー一覧

  • 勝つための経営 グローバル時代の日本企業生き残り戦略

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    畑村先生シリーズ。工学的見地から今後の国内企業の進路への提言。内需拡大は見込めない等、国内ベースでは未来はないと断言。世界とはどこか?を考える。個人レベルで継続して提案を続けるしか、企業全体での価値観転換はない?トップダウンがありそうでないのが今の日本中、大企業かもしれないと再認識。

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    2012年09月04日
  • 勝つための経営 グローバル時代の日本企業生き残り戦略

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    昨今の韓国とは打って変わって、もう一息の日本製造業。
    いつの間にか、韓国の皆さんの地道さと熱意に追い抜かれていたのね。
    個々の企業が持つ(あるいは潜在的に持っている)秘伝のタレをどうやって使い、これから伸びていくのかを考えされられた。

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    2012年08月15日
  • サムスンの決定は何故世界一速いのか

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    ビジネスのスピードを劇的にアップさせなければいけないことは日本企業のどこもわかってはいるが、できずに足踏みを続けている。その処方箋のひとつとしてサムスン式経営は参考になる部分もあると思う。

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    2012年06月28日
  • 勝つための経営 グローバル時代の日本企業生き残り戦略

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    これも平積みされていたので、思わず題名にひかれて買ってしまった。技術者として考えさせられる内容。提供できる機能ばかりを気にして使う側から見た提供出来る価値にあまり気にしていなかったつけか?本書でいう"つくり"にこだわり、どの様な"もの"であるべきかを考えていなかったのが日本企業の敗因と分析している。
    気になったところを揚げてみた。
    1.ものつくり
    ・「もの」:思い、考え、アイディア
    「つくり」:具体的な形にすること
    (生産活動)
    ・デジタルものづり
    誰でも、どこでも、簡単に
    ・サムソンはものに重きを置く
    ・ものづくりでの勝ち方

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    2012年06月27日
  • 勝つための経営 グローバル時代の日本企業生き残り戦略

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    「ものつくり」は「もの」と「つくり」に分かれると。日本企業がこれから生き残るための戦略の肝がそのにあると説く。成功したサムスンにいた著者が間近でみた、彼らのやり方は、日本企業にもできるし、その原点は日本企業にあると。

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    2012年06月11日
  • サムスンの決定は何故世界一速いのか

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    うちの会社も意思決定が遅く、題名に気になり購入。
    意思決定スピードを上げる仕組みはもちろん、韓国人の性格「始めたら半分終わったも同じ」も影響。作者は韓国には徴兵制度があるからとか常に危ない国に近接してるから」と言ってますが実際どうなんでしょ

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    2012年05月27日
  • サムスンの決定は何故世界一速いのか

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    何かと話題のSamsung本を読み終わった。
    よく仕事をする、market drivenな合理的思考に基づいてアプローチする姿勢は、素直だと思う。

    日本の製造業は、どうしても哲学的、ウェットなメンタル的な要素を、無理矢理にでも作ろうとしたり、あるいは全てを相対的なものととらえての、絶対的安全条件を求めたりするが、そういったやり方では、勝負にならない。勝負を避けている形になってしまう。

    リスクはリスクとしてとらえることは、ポイントによっては絶対に必要であり、そこを如何に努力でminimizeしていくのかがポイントであろう。

    本書と直接関係ないが、著者は日本人の方がSamsungに移ったのは

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    2012年05月23日
  • サムスンの決定は何故世界一速いのか

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    韓国は金と度胸といいとこ取り、中国は金と脅しといいとこ取り

    日本は金あっても度胸なし

    短期スパンのことならトップダウンはやめて、ボトムアップ方式なほうがやはりいい。

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    2012年05月21日
  • サムスンの決定は何故世界一速いのか

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    サムスンのグローバル戦略の軌跡。
    「始めたら半分終わったも同じ」、「まずはやってみて、うまくいかなければ途中で方向転換すればいい」という韓国文化。
    トップダウン方式を重んじてきた日系メーカが現在の負のスパイラルに陥った最大のヒントを与えてくれる。

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    2012年05月06日
  • サムスンの決定は何故世界一速いのか

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    韓国企業の躍進が目を見張るものなので、興味を持ち購入。確かにサムスンの戦略は危機意識を感じたからこそ産み出すことの出来た戦略だと思ったが、外資が入りすぎていたこともまた知らなかったため、犠牲も多い改革だったのだろう。しかしながら、サムスンに学ばなければいけないことも多く、日本は今や過去の遺産で食っていってるも同様なので日本人皆で危機意識を持ちら経済に取り組むことが大切ではないのだろうか。

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    2012年04月27日
  • サムスンの決定は何故世界一速いのか

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    ネタバレ

    サムスンの業績が伸びている理由を、元サムスンの取締役である筆者が、日本企業との違いを紹介しながら説明している本。その理由を簡単にまとめると下記の通り。

    ①トップダウン方式ではなく、ダウントップ方式を採用している(トップはざくっとした方向性を示すだけ。あとは下の人間が物事を決定し、トップに報告だけする)
    ②とりあえずやってみる精神(日本は「石橋を叩いて渡る」精神)
    ③グローバル化したものづくり(各地域ごとのニーズに合わせて商品を開発する。その為にサムスンは、携帯電話だけでも年間何万機種と生産している!)
    ④③を可能にする為に、全て自前でつくるのではなく、ある程度アウトソーシングしている。

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    2012年04月16日
  • 危機の経営 サムスンを世界一企業に変えた3つのイノベーション

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    サムスン再生と飛躍の秘密。技術とは社会が求めていることを実現する手段であり、今、新興国で売る製品を作る技術があるかを問う。真の競争力とは消費者に選ばれる力であり、コスト競争力を抜きにしては語れない。

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    2012年03月04日
  • サムスンの決定は何故世界一速いのか

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    ネタバレ

    元サムスン常務の吉川良三氏の本。
    元経営幹部の話なので具体的でまた非常にわかりやすい。
    韓国企業はもはや二流でないことを頭でわかっていても、多くの日本人は素直に受け入れられないと思うが、この本を読めば同社(および韓国企業)がどれだけ大きな経営変革を行い今の立場に至ったかがわかると思うし、日本企業はいまや韓国をグローバル企業の成功者として彼らから学ぶ立場にあるのだと理解すべきだと思う。
    スピード、多品種少量生産、徹底的な現地化と国際マーケティング…。いくら高品質であっても「品質とは顧客が決めること」であり以上、自己満足の高品質は買う者次第で無用の長物になってしまう。
    「ものづくり」とは「もの(設

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    2012年02月03日
  • サムスンの決定は何故世界一速いのか

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    ネタバレ

    職場の先輩が、おすすめの本として紹介していたもののうちの1つ。以前からサムスンの凄さは時々聞いていたけど、あまり具体的/纏まって知る機会がなかったので読んでみたかった。サムスンが昔から強かったわけではなく、きっかけと決意を持って意識して改革した結果、今のように強い企業になったこと、単に真似ばっかしているわけではなく、その裏にあるポリシー?信念?も分かって面白かった。


    [読書録]====================================================

    ■序章:「意思決定の速さ」がなければ生き残れない時代
    とにかくまず頭に入れて置かなければならないのは、日本が

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    2011年12月18日
  • サムスンの決定は何故世界一速いのか

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    ここ数年、仕事で中国や東南アジアへ行く機会が多くなりました。
    現地にて、ホテルの部屋や家電販売店で目に付くのが、「SAMSUNG」のロゴの入ったTV等の家電です。
    「ガラパゴス化」していると言われる日本ではあまり見かけませんが、アジアの広い地域で、サムスンの製品が売れているなというのを肌で感じていました。
    この本の著者は、日立や日本鋼管でCAD/CAM普及に貢献していたところを、サムスン会長から直接、招聘の電話を受けたという技術者。
    10年近くサムスンで常務として働いたという著者が、サムスンの躍進の理由を社内のエピソードを交えて説明しています。
    本格的なグローバル化を迎えた製造業について「これ

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    2011年12月17日
  • 危機の経営 サムスンを世界一企業に変えた3つのイノベーション

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    サムスンをグローバル企業に押し上げた李会長の改革の真髄。『危機感ではなく、危機意識を持て。』かつて韓国は金融主導で誘発されたIMF危機に苦しみ、それを乗り越えたサムスンは、嵐をじっと耐えるような危機感ではなく、いつ嵐が来ても耐えられる体力をつけるために、危機意識を社員に植え付けた。

    過去には日本のマネをし、設計図も無く、それでいてエリート意識は強い集団だったが、それを3つのイノベーション、『3PI活動』により改革した。
    3つのPとは、パーソナル、プロダクト、プロセスだ。

    パーソナル
    人力開発院で社員に現地語のエリート教育、地域専門家を育てる。現地の文化、経済に溶け込ませ、情報を収集させ

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    2011年11月22日
  • 危機の経営 サムスンを世界一企業に変えた3つのイノベーション

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    内容・主張は「サムスンの決定はなぜ世界一速いのか」と同じ。
    むしろサムスンをモデルに解説しているのでタイトルは逆の方がいいかもしれない。後で出した「サムスンの~」の方が日本への提言の色が強い。
    ただいずれにしても、日本の製造業、ものづくりに対する提言は非常に重要に思う。
    プロダクトアウトではなくマーケットインが必要。
    アナログではなくデジタルなものづくりに対応する。
    日本の製造業のこれからを考える上で、向かうべき方向性を示しているように感じる。

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    2011年09月28日
  • サムスンの決定は何故世界一速いのか

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    【きっかけ】
    以前、「危機の経営」サムスンを世界一の企業に変えた3つのイノベーション
       畑村洋太郎 吉川良三(元サムスン電子常務)

    を読んだ、その復習のつもりで・・。

    【ポイント】
    24/「国際化」とは:
       海外に工場を作り、製品は現地の要求に関係なく日本で立案、設計。
     「グローバル化」:
       市場として期待される地域に、その国の文化にあった地域密着型のも
       のづくり

    27/新興国をただの拠点として考えるのではなく市場として重要視していく
      ことが「市場のグローバル化」

    39/走り出す前に立ち止まって考え込んでいるのではなく、
     「走りながら

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    2019年01月06日
  • 危機の経営 サムスンを世界一企業に変えた3つのイノベーション

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    サムスン研究の一環で読みました。サムスンが二番手会社からグローバルトップ企業になる時期に、サムスンの経営に参画されたいた吉川さんの著書だけあり、とても参考になりました。
    日本の会社の経営者、マネージャは必読書の一冊だと思います。

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    2011年05月06日
  • 危機の経営 サムスンを世界一企業に変えた3つのイノベーション

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    サムソンの改革がどのように行われたのか?国民性と時代(運?)に適した戦略をたて、実行することで10年間で世界でもトップのメーカーへ。

    まだ日本は必死さが足りないのかもしれないと思わされた本だった。

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    2010年11月26日