新雅史のレビュー一覧
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商店街の認識が変わる
これは、面白かった。いままで商店街は衰退してしまうことで経済が成り立たないのではと思っていたが、実は商店街の成り立ちがいろいろな意味で国策として位置づけられていたのだということがわかった。また、商店街を構成する零細小売業は、国の保護と既得権で守られていたのだということだった。規制緩和や新しい業態の展開により、衰退したわけだが、これはなるべくしてなったのだということがよく理解できる。
今後、私自身商店街の捉え方を変えさせてくれる本となった。