水野美紀のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ生後10か月の娘がいる親としてこの本を読んで、妊娠、出産から子育てまで、分かる分かる!!の連続で読み進めました。
妊娠期間は暗だった→分かる!辛いよね。
抱っこ紐はいろいろな紐が出ていて良く分からない→分かる!最初戸惑うよね。
ママの大変さ→分かる!いちいち中断される。やらなきゃいけないことがたくさん。中断されるから全然進まない。
一番気に入ったのは、「愛って」の章でした。子供に対する感情は「愛」だけれど、配偶者は他人で、籍を入れたらある程度腹をくくって、お互いに譲歩し、折り合いをつけながら生きていく。歩み寄る努力を続けて、「運命の人」になるのだと。本当にそうだよなぁと思いました。
テレ -
Posted by ブクログ
2021.02.04
これまでいくつも子育てエッセイを読んできたけれど、この本が一番読みやすいし面白いし。水野さん…女優、表現者、そして作家活動もなさっている方なので、視点着眼点が独特だ。
女優とはいえ母親。エネルギッシュに動くも子どもの有り余るパワーに翻弄されてすぐに枯渇してしまう。生活のなかの工夫(食事や寝かしつけなど)、発見(子どもの成長など)に一喜一憂し、きっと細かく記録しているのだろうすくすくと育っていくおチビさんへの愛情がそこかしこに記されている。
そういう、筆者の愛が滲み出ている本が私は大好きなので、この本はとても読んでいて心地よかった。
とはいえこれだけのパワーをも凌駕する、