戸梶圭太のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『トカジノフ』に続き『トカジャンゴ』!これで俺様もトカジャンキーかな?いやいやまだまだ甘いっしょ・・・
全8編からなるオムニバス。やはり映像化が似合う小説ですな。石井克人のようなセンスある監督に撮らせれば、小説も映像も最高にかっちょいいものとなるはず。
だがしかし!だがしかーし!グロイ!「ヒロミ」はちょいとグエッときました。でもでもだってね、「善意の357マグナム」、「スーパー・クール・ランニング」、「ゴンドラの七人」なんてかなり楽しめるぜよ!多少無茶な設定もクールなセンスにより、ほとんど気にならなくなり物語に引き込まれること引き込まれること。
戸梶圭太、あぶないっ!要注意! -
Posted by ブクログ
初戸梶である。リブロで平積みされているところ、タイトルと装丁と目次等に魅かれて買った。
はっきり言ってあぶない!臓に自信の無い人は読まないように!長編の各章のタイトルだと勘違いしていたそれは短編のタイトルだった。「ターゲット508」、「Jの利用法」、「七合目」、「二十八歳の事情」、「交番トライアングル」、「くるまびと」、「鳩殺し」、「二種族激突」の全八編。そこはタランティーノ・ワールド的な世界だった。映像にすると面白そうな作品ばかり。石井克人あたりがやってくれるとなかなか良いんではないかな。
戸梶圭太の作品、「トカジ・ワールド」というものを堪能した。アクション、コメディ、そしてバイオ -
Posted by ブクログ
綾瀬に出来た高級マンション。地元住民との接触がないように駅から徒歩5分の距離なのに専用バスがある。バスの運転手がヤクザが路駐していた車と擦ってしまうところから、激安野郎が次々と絡んでくる。ヤクザに憧れる不良中学生。そのヤクザの兄貴。ホームレスとホームレスの生活保護を食い物にするヤクザ。パチンコが生きがいの元学生運動で爆弾を作っていた失業者とその仲間。マンションの管理人。カメラマンになれなかったピザ屋の配達人。PVの製作者とミュージシャン。最後の陽動作戦で地元住民がマンション内コンビニの90%ディスカウントクーポンを持ってマンション内に乱入。
その前にヤクザと中学生がバスに火炎瓶を投げつけて、倒