船山信次のレビュー一覧

  • 毒と薬の世界史 ソクラテス、錬金術、ドーピング

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    地球誕生から今日までの年月を1年に換算する
    ▶︎46億年前-5億4000万年前(先カンブリア時代
      ▶︎ 1月1日-11月19日
       ▶︎ 3月20日=35億年前に最初の生物
       ▶︎ 9月27日=12億年前に動物と植物の分化
    ▶︎5億4000万年前-5億年前(カンブリア紀
      ▶︎11月19日-22日
       ▶︎三葉虫や様々な生物が爆発的に出現
    ▶︎1億4000万年前-6500万年前(白亜紀
      ▶︎12月19日-12月25日
       ▶︎12月22日=1億年前に被子植物誕生
       ▶︎12月25日=6500万年前に恐竜絶滅
    ▶︎12月31日
      ▶︎14時 人類誕生
      ▶︎2

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    2025年09月02日
  • 毒 青酸カリからギンナンまで

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    様々な毒について詳しく書いてあるだけでなく、毒が絡んだ事件などについても触れてあり非常に興味深く読ませて頂いた。

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    2020年08月07日
  • 毒があるのになぜ食べられるのか

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    本当に自然に存在する食物は体にいいのかな?、との疑問から本書を読んだわけで。有機野菜・無農薬野菜信奉者と遺伝子組み換え食品に反対な人にも読んでもらいたい本。
    とりあえず「自然」とあれば何でも良いわけではない。
    人と自然との共存というのは、人が勘違いして信じているだけで、自然なんかそんなことはこれっぽっちも考えずに存在しているんだな、と言うのが読後の感想。

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    2015年06月07日
  • 毒 青酸カリからギンナンまで

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    副タイトルにあるように、青酸カリからギンナンまで、特別な毒から身近な毒までを事例を踏まえて解説。
    とってもわかりやすい一冊。

    特に食べ物の関する箇所は大変勉強になりました。
    山菜など灰汁が強いものは、好物だからといって大量に食べるのは危険なのですね。
    常用すると、がん発生率100%のものもあり、驚きました。

    あと、花も奇麗だからといって花瓶に活けると思わぬ事故に繋がると知りました。
    水道に手の届かない子供が花瓶の水を飲んで死亡した例もあるそうで、まさかそんなことが!と驚く知らなかった知識も多かったです。

    これは一家に一冊あってしかるべき本だと思いました。

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    2013年01月01日
  • 毒 青酸カリからギンナンまで

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    少しの理系の知識があれば、とても楽しく読める本。
    良く使えば薬、悪く使えば毒でくくられており、
    読んでて納得がいった。
    悪用厳禁

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    2012年08月29日
  • 毒と薬の世界史 ソクラテス、錬金術、ドーピング

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    ふと手に取った本だが、こんなに雑学に満ちた面白い本は初めてだ。本がメモと線だらけになってしまった。表裏一体である薬と毒。その歴史を原始~現代まで見た通史。アスベストなど最近になって人間に毒であることが分かったものも数多く、最後は少し怖くなってしまった。また、副作用が転じて正規の作用として治療に使われるようになったものもあり、まさに薬と毒の表裏一体性を感じた。色々な話の小ネタがいっぱいつまった良書。

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    2011年03月11日
  • 禁断の植物園

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    日本薬科大学薬用植物園園長の著者が、不可思議で魅力的な毒草を紹介する一冊。
    架空の植物園を園長が案内する形で展開します。
    アヘン・モルヒネ・ヘロインへと変貌するケシから始まり、ヒロポンの原料マオウ、アブサンのニガヨモギ、全身麻酔薬のチョウセンアサガオ、死の頭巾トリカブト、そして身近なスズランやヒガンバナなどが終点です。
    毒性よりも歴史や生態に重きを置いた説明であり、それ故に植物をそれぞれが個性を持つ生き物として見ることができました。
    文章はこちらに語りかける筆致で、落ち着いた気分で植物園を巡っているような気分になりました。
    挿絵も素敵で“禁断の植物園”の世界観を彩ります。

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    2025年03月31日
  • すごい毒の生きもの図鑑 わけあって、毒ありです。

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    本文にふりがながついていて、小学校低学年の子がすごい集中力で読み終えました。磯の生き物がけっこう危険だと知って、もう磯に行きたくないかもと言い出したほど(笑)。親も観察会の人も何回も磯で説明したのに、イラスト本には負けるんだな!それだけコンテンツ力がすごいのでしょう。
    ただ、触っただけで危ないのか、食べなければ大丈夫なのかはアイコンやページで分かれてはおらず、毎回文章をきちんと読む必要があります。また、毒ヘビも無毒な在来種との見分けがあるわけではありません。以上のことから、毒を過剰に怖がったり知ったかぶりをしたがる子が、ヘビに石を投げたり植物を踏み潰して退治しようとする事態を避けるため、「彼ら

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    2025年03月27日
  • すごい毒の生きもの図鑑 わけあって、毒ありです。

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    イラストと必殺技と鬼滅ネタにくすっとなりながら、でも知らないものがたくさんで楽しく読めました!
    子ども用みたいですが大人こそ読んで、食べてはいけないもの、刺されたときの対処法など頭の片隅に置いていると良いと思います。

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    2024年06月14日
  • 毒と薬の世界史 ソクラテス、錬金術、ドーピング

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    日本・海外問わず様々な毒と薬の成り立ちなどが分かる本。薬は使う量により毒にもなるが、人間がそれを理解してきたのはかなり最近の話。様々な知識の積み重ねで病気に勝てるようになってきた経緯がわかる。
    副題の「ソクラテス、錬金術、ドーピング」と書いてあるが、読んでみるとそこに特化したわけではない。参考文献のりすとだけで12ページもあるくらい様々な事項が載っている通史といえる。
    本編に入る前の5〜6Pの「地球の誕生から現在を1日に置き換えると人類誕生は12月31日の午後2時」という部分がかなり納得した。

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    2023年10月20日
  • ヤバすぎる毒の図鑑

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    よく耳にするような毒についてある程度詳しく記載されており楽しく読めた。
    素人がさっと読んで楽しめるさっと楽しめるような感じなので詳細に学びたい人は別の本を選んだ方が良さそう。

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    2023年01月23日
  • 毒と薬の世界史 ソクラテス、錬金術、ドーピング

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    私たちは農薬のような毒があるものであっても適切に使用すれば人の役に立つ事を知っている。同時に小さいケガや病気であれば絆創膏や痛み止めなどの薬を使用しているが、間違えた使用方法だと人に害をなすことも知っている。そんな毒と薬が歴史の中で人によってどのような変遷を経て来たのかが記載されていて、身近すぎて気にしていなかった薬がとても気になってきた。(第2閲覧室 491.59/F)

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    2015年07月13日
  • 毒 青酸カリからギンナンまで

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    「毒」という言葉だけで、なんとなく分かった気になっている毒の定義や薬との境界が解りやすかったです。
    麻薬や毒を使用した犯罪の話が面白かったです。

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    2014年12月14日
  • 毒 青酸カリからギンナンまで

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    ネタバレ

    体に悪いのに、人が魅了されて止まないモノ「毒」。人の歴史も毒とともに…。「毒とともに生きる」我々の人生のための毒の教養。


     現代人だって、タバコ、薬、食べ物、毒と紙一重の物とつきあっている。毒から目をそらさず、正面から向き合うために読むべき一冊だと思った。

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    p33 LD50
     毒の強さを表す有名な単位。半致死量(Lethal Dose)の意味でこれを与えられた動物の半数が死ぬと想定された量。これが小さいほど毒素が強い。

    p48 毒の種類
     Poison=全ての毒に対する意味、Toxin=生物由来の毒素の意味、ポイズンより一段階狭義、Venom=動物由来の毒素のうち、蛇や

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    2014年11月21日
  • 〈麻薬〉のすべて

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    漠然と「麻薬」=「危険」という等式が成り立っていたが、どのような種類があるのか、そして、どのような扱うと薬になり、毒にもなりうるのかよくわかったのが本書でした。

    内容は、序論、ケシと阿片とモルヒネ・ヘロイン、コカとコカイン、麦角とLSD、麻黄と覚せい剤、麻と大麻、メスカリン他の麻薬、合成麻薬・向精神物質・シンナーなど、麻薬と人間の各章でした。

    同じ著者の「毒の科学」「毒と薬の科学」を読むと、前者は毒の中の麻薬の立場、後者であれば薬と毒が紙一重であることが、化学式を含めてわかりやすいと思います。

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    2014年09月09日
  • 毒 青酸カリからギンナンまで

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    自然界に元からある毒から人間が作り出した毒まで載ってますが
    やはり一番の読みどころは毒を使った犯罪の説明でしょうか。
    毒と薬は表裏一体、というか医毒同源。
    さじ加減によって薬にも毒にもなる、
    病原菌やウイルスと同じく
    人間にとって毒でも他の生物には全く影響を現さない
    結局毒というのは人間の都合によりけりってところでしょうか。

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    2014年01月09日
  • 毒と薬の世界史 ソクラテス、錬金術、ドーピング

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    おもしろい。特に、江戸後期〜明治までのシーボルトとビュルゲル、北里柴三郎の研究に関する記述が目を引いた。現在の薬剤師の立場についての改善を薬学部出身の著者が丁寧に指摘している。

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    2013年02月27日
  • 毒 青酸カリからギンナンまで

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     毒とは何かがわかる良書。前半は毒の基本、後半は毒にまつわる事故・犯罪、最後に麻薬について説明している。麻薬は毒の定義からは外れるが毒として作用することから扱っている。
     フグや毒キノコは当然毒があるとわかっているが、普段何気なく食べている銀杏やフキ、ワラビ、どくだみ茶にも毒となる物質が含まれていることに驚いた。これらは少しならよいが食べ過ぎや体質によって中毒を起こすという。またスズランの花を挿しておいたコップの水を飲んで死に至ったケースなど身近なところに毒となるものがあり注意しなければならないと思った。
     毒と薬の関係も面白かった。毒と薬というのは化学的な構造によるものではなく人間に有用であ

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    2012年06月09日
  • 〈麻薬〉のすべて

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     人類が科学によって生み出し,人類存続の危機に関わる「ヤク」と「カク」。核の方は世上散々議論?されていて少々食傷気味なので,薬について知ってみる。化学構造式なしにすっきり読める良い本です。
     アヘン,モルヒネ,コカイン,ヘロイン,LSD,MDMA,覚醒剤,大麻など,「麻薬」と括られる薬物は多いが,法規制などかなり錯綜していて煩雑。著者は麻薬の定義として,「強い向精神活性を有するがゆえに重篤な社会問題を引き起こす懸念のある薬物」を提唱(p.24)。本来麻薬は「麻酔性のある薬物」を必要条件とするが,LSD,MDMA,覚醒剤,大麻などは麻酔性がないそう。日本では,麻薬及び向精神薬取締法,大麻取締法,

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    2011年12月23日
  • 毒と薬の世界史 ソクラテス、錬金術、ドーピング

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    密な本。古今東西における毒と薬の逸話を取り上げていて、飽きない。
    『世界史』と銘打ってはいるが、日本史も多く登場したので、良い意味で予想が外れて楽しかった。

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    2011年12月13日