カエサルのレビュー一覧

  • ガリア戦記

    Posted by ブクログ

    塩野七生とか、司馬遼太郎が好きなら、

    簡潔明瞭で、視覚的に戦闘を描写してくれるこの本は読んでも面白いかも。

    ただ、地域名、部族名が多すぎるのが難点。

    もっと図とかで説明して欲しい。

    しかし、岩波文庫にこんなに面白い本が隠れてるとは思わなかった。



    講談社学術文庫のほうが、意訳されてて読みやすいと聞いた。

    こっちは、かなり学術的な訳し方をしていたので、やや読みづらい。

    最後のアレンシアの戦いは、どうかんがえてもカエサル勝てないだろww

    カエサルのチートっぷりがすごい。

    0
    2009年11月21日
  • ガリア戦記 Gaius Julius Caesar

    Posted by ブクログ

    カエサル自身の文才(?)によるものなのだろうか、どんどん先へ先へと読み進めたくなるような文章だった(第七巻までは)。もっともラテン語原文を読んでいるわけではないので実際どうなのかはわからないが、少なくとも訳者の国原氏の力があってこそのものでもあろう。
    共和政期ローマ時代のガリア(現在のフランス・ドイツ周辺)を舞台にしたカエサルの戦功日誌的なもの。そのためか当時の戦争がどのようであったのかが垣間見られる。

    0
    2009年10月04日
  • ガリア戦記

    Posted by ブクログ

    ユリウス・カエサルによる記録。ローマがガリア(現フランス)、ゲルマン、ブリタニアに侵攻した際の記録。土木工事の記録と、当時のゲルマン人、ガリア人、ブリタニア人の風俗に対する観察が興味深い。

    0
    2009年10月07日
  • ガリア戦記

    Posted by ブクログ

    普通に読むのに苦労したのですが、普通におもしろくて困りました。
    離れられなかった。
    いわば業務連絡でしかないこの記録がこんなにおもしろいというのがカエサルのカエサルたる所以のような気がします。古代の人はかわいいな!

    0
    2009年10月04日
  • ガリア戦記 Gaius Julius Caesar

    Posted by ブクログ

    ようやっと読んだ。んー、これまでなじみの薄いタイプのカタカナ名前が多いのがつらい。でも文章の躍動感はすさまじいものがある。塩野でなくてもカエサルに惚れる気持ちはわかる。ハゲの女ったらしだけど。これは時間をおいて再読、かな。

    0
    2009年10月07日
  • ガリア戦記 Gaius Julius Caesar

    Posted by ブクログ

    人物名や部族名を覚えるのが大変でしたが、2000年以上前の天才的政治家・武将が実際に書いた迫真の記録を読めた、というのは貴重な体験だったと感じました。全体的に文の訳し方(日本語への訳し方)は塩野さんの文章よりも自然な感じがしましたが(兵士への演説とか)、カエサルが兵卒達を「お前ら」と呼んだり、兵卒達が「わしら」と言ってるのには違和感がありました。ちょっとおっさんくさいってば(笑)。

    0
    2009年10月04日
  • ガリア戦記 Gaius Julius Caesar

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    塩野七生氏が著書の中で絶賛していたので試しに読み始めてみたが、読み始めた時は「それほどか?」という印象。

    塩野氏が歴史家でも研究者でもないのに歴史書のような装丁、引用でミスリードしながら嘘混じりの誤解・勉強不足の内容を平気で書くことや『ローマ人の・・』の書き方への嫌悪を差し引いても、
    1) 原文で読んでいないこと、
    2) 私が日本語・英語の優れた報告書(= より進んだ時代の洗練された形式)に慣れていること、
    3) 同時代のローマ人のレベルを知らない(日本書紀を読んだ経験から、同時代人はかなりの野蛮人であり、簡潔に系統的に書けるのはかなりの知識人、才能であろうことは想像できるが・・)こと、

    0
    2024年03月23日
  • ガリア戦記

    Posted by ブクログ

    カエサルによるガリア地方の討伐報告を自身の手で書かれた報告書。非常にシンプルでまるで第三者が記述したような印象を受ける。

    部族の数が非常に多く、土地勘も無いので巻頭の地図を見比べながら読み進めることとなり時間がかかった。また、当時の設備等がイメージしにくいこと、登場人物の名前が長く皆似ていることも読みにくくしている要素と思う。

    多くの苦労をしつつガリア地方を平らげていったカエサルは軍事と民政、両者の天才だったのだろう。

    0
    2017年08月20日
  • ガリア戦記

    Posted by ブクログ

    多少の誇張はもちろんあるだろうが当時の戦況やカエサルの思考を垣間見れただけで価値があった。本のはじめの方に各部族や国の地図があるので、それを見ながら話を追っていくと戦況の進み具合などが俯瞰できて良いかと思う。

    0
    2015年08月08日
  • ガリア戦記

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ローマの将軍カエサルが、ローマ人から見た蛮族(ガッリー人・ゲルマーニー人)たちを帰順させるために転戦奮闘した記録。著者が自分のことを三人称で「カエサルは・・・」と書くのが特徴的だが、これによってカエサルは自分の感情を書き込まないという制御と、客観的な報告の体裁を得ることに成功している。ただ、行ったことや起きたことの記録なので、読み物として面白いかと聞かれると微妙なところである。無味乾燥なつまらなさはないが、『史記』のようなグイグイ惹きつけて忘れがたい、というエピソードには乏しい。

    ところで現実世界において私は断固戦争反対であるが、それでもこうした戦記物を読むと、戦争は人間にとって究極のエンタ

    0
    2014年05月05日
  • ガリア戦記

    Posted by ブクログ

    以前読んだときは時代背景を理解していなかったため、全く楽しめなかった。

    ローマ人の物語のカエサル(ルビコン前)を読んでからあたると、楽しめる。

    0
    2013年08月10日
  • ガリア戦記

    Posted by ブクログ

    ローマ人の物語から派生して読んでみた。先にローマ人の物語読んでないと、理解は難しかったかも。非常に淡々と語られていて、カエサル本人の想いを読み取ることはできないけど、先読みの力と複数を同時に実行する力は良く伝わってきた。

    0
    2013年07月20日
  • ガリア戦記

    Posted by ブクログ

    ユリウス・カエサルのガリア遠征についてのレポート。

    2000年前の戦争報告書なので、かなり難解なものであることは確か。ハッキリ言うと、位置関係やどういう部族がどれくらいの領土を持っていて……というところが(現代の日本人には)ほとんど分からない。当時の人々にとっては自明のことかもしれないけれど、やはり2000年後の人間には優しくないのは明らか。

    なので、補完するような「図説ガリア戦記」みたいなものがあれば、併せて読んでみると面白いかもしれない。当時のガリアの人々の政治体制とか、習俗とか、ローマの対ガリア戦略などを概説したものがあれば、理解もかなり進むはず。翻訳はかなり良い。カエサルの論理的な

    0
    2012年05月12日
  • ガリア戦記 Gaius Julius Caesar

    Posted by ブクログ

    この訳は読みやすく、毎日1巻づつよめる。日曜の晩はガリア戦記をたのしむことにした。その前にふと思い立って、ラテン語で1ページ目を「ながめ」でみた、それからおもむろに和訳を読んでみると、ラテン語で分かったつもりになっていたことと丸で違う。ラテン語の進捗は程遠いことに気づいただけだった。

    0
    2011年10月23日
  • ガリア戦記

    Posted by ブクログ

    有事の際のリーダーのあるべき姿が分かります。東日本大震災による危機的状況にある今の日本に必要なのはカイサルのような人物かもしれません。

    0
    2011年05月20日
  • ガリア戦記 Gaius Julius Caesar

    Posted by ブクログ

    確かに名文なのだろう。カエサルが一気に書き上げたと言うけれど、なるほどそのときの情景が浮かんでくる様である。

    0
    2010年12月25日
  • ガリア戦記

    Posted by ブクログ

    面白くはない。
    物語を描いているのではないのだから当然といえば当然。

    ただ、ところどころ緊迫した空気が感じられるところがあり、さすが古典になる名著ではあるなと納得する。

    0
    2010年06月18日
  • ガリア戦記

    Posted by ブクログ

    ユリウス・カエサルのガリア戦記。
    塩野七生さんのローマ人の物語に引用されていて、どうしても読みたくなって。
    読みました。カエサル、という人は文章においてもすごく魅力的な人物だった。

    0
    2009年10月04日
  • ガリア戦記 Gaius Julius Caesar

    Posted by ブクログ

    塩野七生の『ローマ人の物語』のカエサルについての内容を読んで、
    気になった本。

    カエサルが7,8年に及ぶガリア遠征について、
    1年毎にまとめて記述したもの。
    自分の行動について書くときに一人称ではなく「カエサルは...」と客観的に記述してるのがちょっと面白い。

    「簡潔にして流麗」というのがカエサルの文体の評価らしいですが、
    結構回りくどい言い方もしてるような気がするんですが。
    訳が悪いのか、いや読解力が足らないのか。
    その内また読んでみようと思います。

    0
    2009年10月04日
  • ガリア戦記

    Posted by ブクログ

    ユリウス・カエサルの戦争報告。キケロとともに古代ローマの文筆家として名高いカエサル。英雄でありまた独裁者であるカエサルの名著

    0
    2009年10月04日