カエサルのレビュー一覧

  • ガリア戦記
    どんなものかと思ったけど、戦争の背景に当時の風俗からとても詳しく書いてありとても面白かったです。
    但し、部族名が大量に出てくるのと、地名や川の場所など地理的背景が分かり辛いのが難点です。
    添付の地図は分かり辛いので、地図を印刷して書き込みながら読み進める必要がありました。
  • ガリア戦記 Gaius Julius Caesar
    世界史の授業でも習った、ユリウス・カエサルの『ガリア戦記』
    部族名や集落名になじみがなく最初は読みにくいが、
    慣れてしまえばなんということもない。
    カエサルがどのようにしてガリアと向き合ったかを知れる。
    贔屓目で見た分を考慮しても、一読の価値がある。
  • ガリア戦記 Gaius Julius Caesar
    評判に違わず、おもしろかった。
    部族名は覚えにくく、ある程度スルーしながら読んだ方がいいかもしれません。
    ローマ軍はガリアを侵略している立場のため、侵略する側の視点で描かれているのでその部分がノイズになるかも。
  • ガリア戦記
    カエサルが自身の有利に書いていたり、ゲルマーニー人への偏見っぽい描写とかもあるけど、総体的に読み物としてのレベルが非常に高いことにまず驚かされる。最後のウェルキンゲトリクスの描写にあたっては、彼の指揮官としての素質が十分に描かれているし、それを敵としてカエサルが非常に警戒していたことも分かる。古典や...続きを読む
  • ガリア戦記 Gaius Julius Caesar
    7年に及ぶ戦争を淡々と表現していますけど、的確な状況の把握、明確な決断根拠・目的が記録されていて、とても2000年以上前に書かれた手記とは思えませんでした。
    世界を動かす人間力はどのようなものか、スケールを感じさせてくれました。
  • ガリア戦記 Gaius Julius Caesar
    カエサルの著。古典に共通する簡潔さを極限まで濃縮した一冊です。動乱の時代の先頭を駆け抜けてきた男達の生き様の記録がここにあります。
  • ガリア戦記
    ローマ人の物語の該当箇所を読みつつ平行して読んでみた.
    簡潔でありつつ面白い.
    これ原文で読んでみたい…そう思ってラテン語に手を出してしまった.
  • ガリア戦記
    いろいろな人が愛読書として挙げていたが、なかなか手に取らなかった。しかし、読んでみるととても面白くて一気に読んでしまった。現代にも通じる問題への対処の仕方、統率の仕方がいくつも見られた。今度は部族や土地の名前を頭に入れつつ読んでみたい。
  • ガリア戦記 Gaius Julius Caesar
    人生の50冊
    豊かな教養のための楽読部門 ベスト2

    ヨーロッパをデザインした男、ユリウス・カエサル本人によるヨーロッパ統合史。
    これ以上ないというくらいに簡潔で、明瞭。
    文章の目的は、
    政治家による広報文書であり、
    マスコミ機能を利用したプロパガンダと考えれば
    合点がいくが、これほどの文章力で自分...続きを読む
  • ガリア戦記 Gaius Julius Caesar
     8年に渡ったガリア地方への遠征を、簡潔な文章でまとめている。ガリア諸部族の風俗についての記述も、カエサルが指揮した戦闘の背景として欠かせない。1年を約30頁でまとめており、読みやすい。地図は何度も見返した。
  • ガリア戦記
    カエサル(前102頃‐前44)の率いるローマ軍のガリア(今のフランス)遠征の記録。現地から彼が送る戦闘の記録はローマ全市を熱狂のるつぼに化したという。7年にわたる激闘を描いたこの書物こそ、文筆家カエサルの名を不朽にし、モンテーニュをして「最も明晰な、最も雄弁な、最も真摯な歴史家」と賞讃せしめたもので...続きを読む
  • ガリア戦記 Gaius Julius Caesar
    塩野七生のローマ人の物語で興味を持った本。
    カエサルが歴史家のために資料として記録したガリア戦記にもかかわらず、歴史家がこれ以上のガリア戦記を書けないという感想をもったのも納得。
    簡潔にて明瞭、にもかかわらず情景が思い描けるほどの描写。2000年以上残る作品に相応しいほどの作品。
    巻末に専門用語が図...続きを読む
  • ガリア戦記
    共和制ローマの指導者にしてローマの共和制に実質的に終止符を打ったユリウス・カエサルが、紀元前58年から51年にかけて行ったガリア(現在のフランス)遠征の記録。

    元々は元老院への報告書だったためか、余計な修飾を省いた徹底的に実務的で論理的な文章。その簡潔で洗練された文体ゆえに、ラテン散文の傑作と言わ...続きを読む
  • ガリア戦記
    カエサルの文章がよめるというのも不思議だけれど、実際むちゃくちゃ面白い。フランスやドイツへのイメージを本書で作ったおいらはたぶん間違っている。
  • ガリア戦記 Gaius Julius Caesar
    完訳本には珍しく、図説が充実。(どういう印象持ってるんだ)
    注や専門用語の解説もあってとてもわかりやすい。
    何より戦記普通に面白い。
    内容を鵜呑みにするわけにはいきませんが。
  • ガリア戦記
    物書きが最も憧れる文章。最初の一言でもう土下座したくなります。カエサル閣下は城も人間も陥落させる達人でございます。女もな!
  • ガリア戦記 Gaius Julius Caesar
    最高にすばらしい。
    今から2000以上前の天才指導者ユリウス・カエサルの書いた行軍記である。
     あくまで簡潔に、わかりやすく書かれている。
  • ガリア戦記
    カエサル(前102頃‐前44)率いるローマ軍のガリア(今のフランス)遠征記録(前58-52)
    二千年以上読み継がれ今なお愛される不滅のロングセラー
    このガリア戦記を初めて読んだ時は、歴史書の登場人物の英雄本人が書いた書物を
    2000年後に自分が読める事に幸運と偉大なるロマンを感じたものだ(笑)
    この...続きを読む
  • ガリア戦記 Gaius Julius Caesar
    カエサルは、ローマ史に燦然と輝く名将の一人であるばかりか、ローマの将来を見通す慧眼の持ち主でもあり、さらにはローマ最大の弁護士とも称されるキケロにも並ぶ雄弁家であり、その上タキトゥスにも劣らぬ希代の名文家である。また、女性関係ではゴシップに事欠かない軟派男であり、借金王でもあった。そんな破天荒な天才...続きを読む
  • ガリア戦記
    どこが楽しいかと言われてもわからないのだが、最後まで淡々と読んでしまえる。自分で考える余地が非常に多くてそれが新鮮なのかもしれない。