笹本恒子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
なんてパワフルでキュートでチャーミングなおばあちゃまなんだろう!
この本を読んだまず第一声。そう、おばあちゃん、っていうよりも、おばあちゃまって言葉がぴったりなかんじ。
お気に入りの部屋に住み、きちんと食べ、体を動かし、自分に似合う素敵なおしゃれをして、いくつになっても仕事をして、恋もする。
なんて素敵な生き方なんだろう、ってとても気分が明るくなり、自然に私の顔に笑顔が浮かんでいました。せっかく生きてるんだもん、私も彼女のように、ううん、私らしくもっと楽しんで生きなきゃ、って前向きな気分です。笹本さんに伝えたいです、たくさんのありがとうを。 -
Posted by ブクログ
アイロン掛けの前、アイロンが熱くなるのを待つほんの少しの間、目次だけ目を通すつもりで本を開きました。なのに、そこはまるで、笹本さんのお部屋で彼女と親しくおしゃべりしている気持ちになるほど自然で心弾む空間。アイロンのことなどすっかり忘れて、あっという間に読み終えてしまいました。
読み初めから読み終わりまで、ずっと心は浮き浮き、ポカポカです。丁寧で自分らしい衣食住を楽しむ笹本さんの毎日に、たくさんの勇気さえもらえました。本人の心持や努力、潔さ、好きなものへの愛情で、人生って本当にバラ色になるのですね。
「たくさん勉強はするわ。でも、ひけらかさない」…積極的に自分をアピールするのが良しとされる風潮の -
Posted by ブクログ
フォントも大きく読みやすいのであっと言う間に読み終わりました。
日本初の女性報道写真家、御年103歳になられる笹本 恒子さんの事を
恥ずかしながら本著で初めて知りました。
全十一章 どの章もシンプルで解りやすい言葉で綴られているので
若い方でもすんなり心に入って来ると思います。
「第八章 時代を目撃して来ました」では著者の経験した戦争、事件などが綴られています。
長く様々な時代を生きて来た著者だからこそ、感じる思いが要所要所に表現されていて、説得力がありました。
笹本さんの様に、いつでも笑顔を絶やさず、好奇心とときめきを持って強くしなやかに生きていけたらと思います。