伊藤滋之のレビュー一覧
-
-
-
Posted by ブクログ
スポーツ実況が感動を呼ぶことが多い。名勝負にはアナ、解説者が触発されてそのような役割を演じてしまうのか?新人のデビュー戦では斎藤佑樹のプロ先発で清水アナが15秒沈黙し、「斉藤、自分でつかんだプロの舞台」と言ったという!凄い!。W杯フランス大会の日本開幕戦でNHK総合の山本アナ「蒔いた種が花を開こうとしています。それは18本の色とりどりの花です。Jリーグが始まって7年目、今、その成果が若い世代の檜舞台で鮮やかに咲こうとしています。」一方で、NHKBSの栗田アナが「厚い雲を突き破らんばかりに日本サポーターの熱き思いがフランスの空に響き渡ります。ついにその時、その瞬間がやってきました。新しい歴史が創
-
-
-
-
Posted by ブクログ
-プレーであれ、態度であれ、表情であれ、アスリートが抱く真摯な気持ちを一人でも多くの人に伝えること、それこそがテレビの担う役割の一つである-
名勝負は実況と共に記憶に刻みつけられる。
放送作家の目線から、その名実況が生まれた背景を交えて紹介する。
普段スポーツはやるのも見るのもあまり好きじゃないけど、オリンピックなんかだと俄かに愛国心がムクムクとわきあがってきちゃったり。そんな感じだから、国内の野球やサッカーの話は分からなかったけど、オリンピックの試合なんかは「ああ、覚えてる」と言うのがたくさん。
こうして読んでみると、実況の重要性を改めて思いしらされる。臨機応変に対応しなくちゃいけないの -
Posted by ブクログ
本書を1冊読めば、近年のスポーツ名場面が次々と蘇り、自然と涙がこみあげてくる。たしかに、実況がどれほど感動を生んでくれたか。実況のありがたみと、それを生み出す現場の存在を感じる1冊である。
ただし、単に感動の実況を集めた本なのか、それともその感動を生むに至った放送側のドキュメンタリーないし記録なのかが、結局わからなかった。
本文中には何度か、「他の実況本とは違い・・・」という文言が出てくるが、それほど違っているようには思えない。本当に「いかにして感動が生まれたか」という本にしたいのなら、さらに細かく書いてほしかった(たとえば実況アナウンサーがどのように決まるのかなど)。
上に加え、読み終わ