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日本中を熱狂させたオリンピックから国民的英雄の引退試合、W杯の悔し涙まで。われわれの記憶に残る名勝負の陰には、必ず「優れた実況報道」があった。その舞台裏と、われわれが感動してしまう理由を、スポーツ番組の放送作家が明快、詳細に解説。今夜からスポーツ中継が何倍も楽しくなる、渾身の「実況」評論!
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Posted by ブクログ
[2012.その28]記憶にも新しいスポーツの名場面。その名場面は実況とともに思い出されることが非常に多い。 スポーツ中継を見ていると、冒頭30秒には言葉に魂を込める実況アナウンサーの想いが凝縮されてる。 アナウンサーは決して主役にはなれない。しかし、いつ訪れるかわからない一瞬のために鍛錬を積む姿は...続きを読む、アスリートにも通ずるものがあると思う。なんて魅力的な職業なのだろう。
アテネ五輪の「栄光への架け橋だ!」から、「何なんすか、これ。」「ふざけたロスタイムですね。」まで盛り沢山。スポーツ中継のあの場面が頭の中で蘇る。 フリューゲルスの天皇杯は涙なくしては見られなかったのも思い出した…。
スポーツ実況が感動を呼ぶことが多い。名勝負にはアナ、解説者が触発されてそのような役割を演じてしまうのか?新人のデビュー戦では斎藤佑樹のプロ先発で清水アナが15秒沈黙し、「斉藤、自分でつかんだプロの舞台」と言ったという!凄い!。W杯フランス大会の日本開幕戦でNHK総合の山本アナ「蒔いた種が花を開こうと...続きを読むしています。それは18本の色とりどりの花です。Jリーグが始まって7年目、今、その成果が若い世代の檜舞台で鮮やかに咲こうとしています。」一方で、NHKBSの栗田アナが「厚い雲を突き破らんばかりに日本サポーターの熱き思いがフランスの空に響き渡ります。ついにその時、その瞬間がやってきました。新しい歴史が創られるその一瞬一瞬を見逃すことなく。どうぞご一緒に見つめていきましょう。」と、それぞれが非常に考え抜かれた言葉だと思う。アテネ五輪体操優勝の瞬間の解説者の涙に刈谷アナ「小西さん、どうぞ泣いてください」も、素晴らしいセリフであり、感動劇場の助演者であることを痛感する。サッカー解説者・松木についても「まるで隣に気の置けない観戦仲間がいるような錯覚を与えさせる」ということで、最高の褒め言葉だと思う。確かにその通りだと思う。押しつけがましくなく、さらりと詩的な言葉で感動を高める人たちの素晴らしい言葉に改めて感動!11年8月出版で「なでしこW杯優勝」は残念ながら巻末に少しだけ紹介されている。浅田真央が05年グランプリファイナルで国民的スターになった背景も説得力に富む。
スポーツ中継のアナウンサーが、これほど事前準備をして実況に臨んでいるとは思わなかった。だから、名文句が生まれると言われると納得できる。解説陣と、絶妙な掛け合いが成立すると、見ている側も中継に入り込める。
スポーツ放送というものの意義と魅力の詰まった一冊。 内容もタイムリーなものが多く、 テーマごとによくまとまっていてすごく読みやすかった。 そして実況を思い浮かべるだけで涙の出てくるようなシーンも 多々あって己の老いを感じた。 続編期待してます。
-プレーであれ、態度であれ、表情であれ、アスリートが抱く真摯な気持ちを一人でも多くの人に伝えること、それこそがテレビの担う役割の一つである- 名勝負は実況と共に記憶に刻みつけられる。 放送作家の目線から、その名実況が生まれた背景を交えて紹介する。 普段スポーツはやるのも見るのもあまり好きじゃない...続きを読むけど、オリンピックなんかだと俄かに愛国心がムクムクとわきあがってきちゃったり。そんな感じだから、国内の野球やサッカーの話は分からなかったけど、オリンピックの試合なんかは「ああ、覚えてる」と言うのがたくさん。 こうして読んでみると、実況の重要性を改めて思いしらされる。臨機応変に対応しなくちゃいけないのに実況する方も大変だよね。それによって泣かされちゃったりもするし、興奮しちゃって「実況してないじゃん」てなのもあるけどこっちまで熱くなっちゃったりして。 意外だったのは私でも知っているワールドカップ予選の話。「ドーハの悲劇」と聞けば、ベンチで崩れ落ちる「ゴン中山」の姿が強烈に思い起こされるのだけど、実はテレビ中継では放送されていないんだって。多くの選手の歓喜の表情を収めよう、とテレビ各局が選手を分担して撮影する約束を交わしていたそうだ。残念なことに喜びの表情は撮れなかったけど、結果あんな印象的なシーンが撮れたんだそうな。 色々な背景を知ってみると、実況の奥深さを感じられました。
本書を1冊読めば、近年のスポーツ名場面が次々と蘇り、自然と涙がこみあげてくる。たしかに、実況がどれほど感動を生んでくれたか。実況のありがたみと、それを生み出す現場の存在を感じる1冊である。 ただし、単に感動の実況を集めた本なのか、それともその感動を生むに至った放送側のドキュメンタリーないし記録なの...続きを読むかが、結局わからなかった。 本文中には何度か、「他の実況本とは違い・・・」という文言が出てくるが、それほど違っているようには思えない。本当に「いかにして感動が生まれたか」という本にしたいのなら、さらに細かく書いてほしかった(たとえば実況アナウンサーがどのように決まるのかなど)。 上に加え、読み終わったあとで、結局これはこの本が面白いのではなく、扱われているトピックが面白くて感動できるものであることに気付いたため、低評価になってしまった。
あのときの感動がよみがえってくるようでよかった。 そんなに昔のことでないのがいいのかもしれない 刈屋アナのオリンピック実況について、荒川静香の時は2分以上も黙って立たんて・・・。確かに、あの時は荒川静香のイナバウアなどの演技に魅了されていたし。 体操の富田選手の演技前に、『富田であることを証明すれば...続きを読む・・・』という最初のフレーズは覚えていた。 続編もあってもいいかも。
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あの実況がすごかった
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伊藤滋之
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