宮沢和史のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
東京と沖縄にルーツを持ち,普段は意識することもなく「東京アイデンティティ」で生活しているのに,何かのきっかけで強烈に「ルキオススピリット」が呼び覚まされる事を子供の頃から自覚していて,それは年々強くなるのだ.
そんな現在の自分にとってこの本は嬉しくもあり,半分ルーツの自分にもとても出来ない丁寧な仕事で,しかもそれを書いたのがあの「島唄」の宮沢和史だったりして,中々に複雑な気持ちなのだ.
確かに「島唄」は発表当時,沖縄にルーツを持つ人の心をいろんな意味でいろんな方向から激しく揺さぶった.半分しかルーツのない僕は,何となくこそばゆい感じと,良くわからない違和感と,嫉妬にも似た羨望を感じ,100%沖