円広志のレビュー一覧

  • パニック障害、僕はこうして脱出した
    体調が悪いとき、「こんなプレッシャーになる仕事など辞めてしまえばラクになる」とずっと思ってきた。辞められればどんなに快適なんだろう。そうすれば完全に治るはず。と。でも、この本では、「仕事を完全に辞めてしまうと、もうがんばる必要がない。すると、どんどん悪い方へ向かってしまう」と書く。やれる範囲で仕事を...続きを読む
  • パニック障害、僕はこうして脱出した
    病気改善のひとつの提案としても読める。この病気で悩んでる人もけっこういるんだな、自分だけではないんだなとホッとできる。読むだけで、元気がもらえるし、安心もできる、病気の一つの理解もできる。ただ円さんと同じ症状や状況にはならないので、変に心配はしないこと。症状について考えてしまうことが、症状を気にして...続きを読む
  • パニック障害、僕はこうして脱出した
    読み終えたすぐから、また読み返したいと思うはどの良著。
    パニック障害についてよく理解できるし、希望が持てる。
    本を読んで初めて手紙を書きたいと思った。
  • パニック障害、僕はこうして脱出した
    10年近く前、脳ドックのMRIで気絶しそうになった。閉塞感がもたらす息苦しさ・冷汗・早い動悸・頻脈は今でもたちまちにして想起できる。以来、あの発作が何かの拍子でまた起きやしないかと今なおビビってる。自ら寝た子を起こす必要などないとは分かりつつも、ある意味、怖いもの見たさでいざ読み出してみた。序盤から...続きを読む
  • パニック障害、僕はこうして脱出した
    この本には当事者あるあるがたくさん詰まっているはず。本人が病識を持つまでに時間がかかること、それは結局のところ世間が精神疾患に対し根強く偏見を持っているからだ。病院にいかず、薬を飲まずでは病気を治癒する機会を見す見す逃していく。精神疾患を捉えなおすためにも円さんが言ってることは大事。