パニック障害、僕はこうして脱出した

パニック障害、僕はこうして脱出した

792円 (税込)

3pt

4.3

歌手・円広志が15年以上に及ぶ、パニック障害との闘病を赤裸々に告白。15年前、テレビ収録中に発症したパニック障害。一時はテレビ番組もすべて降板して療養に入り、ひどい時は外出すらできなくなった著者。しかし、周囲の支えと、本人の辛抱強い療養生活もあり、徐々に仕事復帰を遂げ、いまでは以前と変わらぬように仕事をこなせるまで回復。本書ではその闘病生活とともに、「パニック障害は必ずよくなる」というメッセージが同病の方へのエールとともに語られます。また、病気とのつき合いの中で考えた「幸せの意味」「ストレスとの向き合い方」などにも触れ、働き盛りの中高年への応援メッセージとなっている。(以下、著者からの言葉)50歳までは生きられないだろう・・・病状のひどいときは、そんなふうに思い、将来についても絶望していた。でもそんな僕も、還暦を過ぎた。まだ、体調の悪い日もときどきあり、病気とのつき合いは続いているが、だいぶよくなった。仕事も以前のようにこなしている。そう、パニック障害は必ずよくなるのだ。この本でそのことが、皆さんにわかってもらえたら僕はうれしい。

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パニック障害、僕はこうして脱出した のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    体調が悪いとき、「こんなプレッシャーになる仕事など辞めてしまえばラクになる」とずっと思ってきた。辞められればどんなに快適なんだろう。そうすれば完全に治るはず。と。でも、この本では、「仕事を完全に辞めてしまうと、もうがんばる必要がない。すると、どんどん悪い方へ向かってしまう」と書く。やれる範囲で仕事を

    1
    2017年04月13日

    Posted by ブクログ

    病気改善のひとつの提案としても読める。この病気で悩んでる人もけっこういるんだな、自分だけではないんだなとホッとできる。読むだけで、元気がもらえるし、安心もできる、病気の一つの理解もできる。ただ円さんと同じ症状や状況にはならないので、変に心配はしないこと。症状について考えてしまうことが、症状を気にして

    0
    2015年08月29日

    Posted by ブクログ

    読み終えたすぐから、また読み返したいと思うはどの良著。
    パニック障害についてよく理解できるし、希望が持てる。
    本を読んで初めて手紙を書きたいと思った。

    0
    2015年06月23日

    Posted by ブクログ

    10年近く前、脳ドックのMRIで気絶しそうになった。閉塞感がもたらす息苦しさ・冷汗・早い動悸・頻脈は今でもたちまちにして想起できる。以来、あの発作が何かの拍子でまた起きやしないかと今なおビビってる。自ら寝た子を起こす必要などないとは分かりつつも、ある意味、怖いもの見たさでいざ読み出してみた。序盤から

    0
    2016年09月13日

    Posted by ブクログ

    この本には当事者あるあるがたくさん詰まっているはず。本人が病識を持つまでに時間がかかること、それは結局のところ世間が精神疾患に対し根強く偏見を持っているからだ。病院にいかず、薬を飲まずでは病気を治癒する機会を見す見す逃していく。精神疾患を捉えなおすためにも円さんが言ってることは大事。

    0
    2016年05月03日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    パニック障害の症状って分かってもらうの難しいですよね。今でこそ認知度高くなりましたけど、99年だと医師でも知らない人結構いたんじゃないですかね。苦労された事はこの本を読むと痛いほど伝わってきます。

    パニック障害の本は色々読んできましたが、ヒポコンドリー性基調という用語は初めて聞きました。でも確かに

    0
    2025年02月12日

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