スピッツのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレとても面白かった。スピッツのファンだけじゃなく、誰が読んでも面白いと思う。
曲やアルバムが出来ていく過程そのものも新鮮で面白く、プロデューサー1人でこんなに変わるのかと驚いた部分もある。
メンバー1人1人が、心情を細かく語ってくれているからリアリティがある。探究心や追求しようとする意欲が凄く、ロビンソンやチェリーなどのヒットソングがあるのに、そこが理想ではなく「もっとできるのでは?」「もっとこうしてみたい」など、音楽を追究していく姿はとてもかっこよかった。
何より驚いたのは、スピッツの精神がかなりロックだったこと。おとなしいポップスのイメージだったが、心はハードロックやメタルに負けないく -
購入済み
結成35周年→
スピッチなら誰もが読んだことのある本と言えば、
ロッキングオンの「スピッツ」と、この「旅の途中」。
前者は雑誌のインタビューと沢山の写真が掲載されているが、
「旅の途中」はメンバー4人のインタビューのみ。
でも、ここでしか知ることのできないエピソードに溢れている。読み応え"しかない"一冊。
スピッツは、ロックバンドでありライブバンド。
J-POPのバンドというイメージを持っている人に、是非読んでもらいたい。
きっとスピッツのイメージがガラリと変わるはず。「1987→」も合わせて聴いてもらいたい。 -
購入済み
スピッツ
スピッツの歴史が知れて、とても良かったです。アルバムをつくっているときの当時の心境などが詳しく書いてあり読み応えがありました。ぜひまた再販売してほしいです(^^)
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購入済み
旅の途中
すごく、面白かった。
日本ロックを牽引するグループが歩いてきた道の一部をみることができた気がしました。
テレビで見ていた二次元の人が三次元になったような感覚で、親しみがわきました。 -
購入済み
あらためて…
SPITZっていうバンドはあらためて凄いバンドだなぁと思います。今年30年を迎えても誰一人辞めることなく休む事もなくやってきたのは彼らの才能と人柄なんだろうなぁと…
何度も読み返したくなる本です。 -
Posted by ブクログ
スピッツとの出会いは、「ロビンソン」だった。
聞いたことのない透明感溢れるサウンド。
一幅の名画のような歌詞。
好奇心をくすぐるジャケット。
お洒落で格好いい。
全てが完成されていた。
あれから20年以上の時が経った。
今年結成30周年を迎えたスピッツが10年前、20周年の時に出版したメンバー4人による書き下ろしが本書。
ヴォーカル・草野マサムネ。
ベース・田村明浩。
ギター・三輪テツヤ。
ドラム・崎山龍男。
「イカ天」人気によってバンドブームが吹き荒れた1987年。1967年生まれの4人は出会い、スピッツを結成する。
本当に自分たちの音楽を作りたい。ブームに流されたり、本意でない -
Posted by ブクログ
スピッツは、本業の音楽活動でも私たちに色々な物をくれますが、
こういったバイオグラフィー的な物でもすごい読んでて気合をもらいました。
よく、各種楽器奏者向けの雑誌を見ていると、その楽器の偉人達が「僕はあの頃一日10時間練習したよ〜」とか、「音楽の為に高校を中退して・・・」みたいな話が載ってますが、
これはただそういうのが載っているだけとは違って、「最初は全然音楽やってこうとかは思ってなかった」とか、「一緒に対バンしたバンドに憧れて、技術で比べられたらかなわないと思った」みたいに、私たちアマチュアミュージシャンの共感できる内容が書いてあるのです。
これは本当に良い。スピッツが好きだからというのが -
Posted by ブクログ
今から10年前、バンド結成20周年を記念して刊行されたことを考えると、この『旅の途中』というタイトルがいかに的を射たものだったのかが分かるだろう。
バンド結成からの20年間を時系列順にメンバーそれぞれの視点から書かれており、ファンの間ではおなじみのエピソードもまた違った印象を受け新鮮に感じる。また、スピッツというバンド内での各メンバーの役割やキャラクター、楽曲制作の流れなども知ることができる。
個人的には国内外問わずプロデューサーやエンジニアが実名で登場し、当時のレコーディングの雰囲気、どの様にサウンドを構築していったのかなども記されているのが興味深かった。このあたりはスピッツファンではな