侯爵であるタナートン卿の秘書であるヒーローと、その侯爵が愛人にしようとしている歌い手ヒロイン。
侯爵の代わりに話をつけようとしにヒロインの家に来たヒーローとお互い一目惚れしてしまう。
ヒロインを愛してしまったけど雇い主である侯爵を裏切ることになると苦悩するヒーローがよかった。
ヒロインはヒロインでヒーローの野心を知っているのでその妨げになってしまうと悩む。
こんな二人なので最後にどうハッピーエンドに持っていくかと思ったら侯爵が良い人で救われた。というよりちょっと抜けてる人…?
この侯爵が主役の話もあるので読むのが楽しみ。