千葉望のレビュー一覧

  • 共に在りて 陸前高田・正徳寺、避難所となった我が家の140日
    陸前高田の正徳寺の様子は聞いていた。住職が著者かと思ったが、住職の姉の方である。読みながら涙が止まらなかった。この本は被災の実情だけでなく、災害における宗教者の役割、存在のしかたについても論考している。身を削るような心のふかいところからの著作、感じいった。
  • 共に在りて 陸前高田・正徳寺、避難所となった我が家の140日
    2011年3月11日
    あの日からの数週間を思い出して、涙がでてきた

    東北地方から遠い関東にいても
    怖かった
    東北地方の沿岸部に住む、友人知人たちが心配で心配でしかたなかった

    私も、暗い目をして送る物資を買い求め
    運送業を仕事とする者達の心意気に嬉しくなり
    身内の安否の知れない者に、かける言葉もな...続きを読む
  • 旧暦で日本を楽しむ
    読書録「旧暦で日本を楽しむ」3

    著者 千葉望
    出版 講談社

    p64より引用
    “夏越の祓は新暦に換算すれば、二00五年な
    ら八月四日に行われるべきもの。八月初めの
    ずしんとくる暑さと湿気のほうが、夏越の祓
    や、清らかな川の流れで行う禊にふさわしい
    と思う。”

    目次から抜粋引用
    “陰暦でめぐる忠臣...続きを読む
  • 旧暦で日本を楽しむ
    旧暦というものはカレンダーでは見るが実際、旧暦というものをよく知らない。そこでわからないのならこの本で勉強をしてみようとなった。歴史の勉強から遠のいているため、授業で習った事を思い出しながら読んだ。四季のある国である、日本に生まれてよかった。四季折々でいろいろな表情を見せてくれる事を感謝。少しだが旧...続きを読む