あらすじ
東日本大震災の大津波は著者の生家・陸前高田の高台にある正徳寺の真下にまで及んだ。その夜から寺に避難した人は最大で150名を数え、庫裏での共同生活が始まった。住職で市役所職員の実弟と坊守の義妹、地域のリーダー、たじろぎつつも支援に立ち上がった全国の僧侶たちの活動を追った、心揺さぶるノンフィクション。
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Posted by ブクログ
陸前高田の正徳寺の様子は聞いていた。住職が著者かと思ったが、住職の姉の方である。読みながら涙が止まらなかった。この本は被災の実情だけでなく、災害における宗教者の役割、存在のしかたについても論考している。身を削るような心のふかいところからの著作、感じいった。