ムロタニツネ象のレビュー一覧

  • 学研まんが日本の歴史 9 江戸幕府ひらく

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    江戸初期。
    天下人、徳川の治世。

    権力者は別の力に恐れおののく。例えば人知を超えた存在。
    神の力、換言すれば神を信仰する民衆の力は計り知れない。当時の浄土真宗(一向宗)然り、キリシタン然り。


    時代は常に過渡期であると仮構しています。
    歴史というフラスコの中で試行されたその結果、現代が現代として現出している。
    先述の通りだけれど、「ほんのちょっと前の実験結果」としての近視眼的な歴史的反省がこの今に強く作用している。そしてまた移り変わっていくのだろうな。
    何とか歴史を線として捕まえて時代と次代に活かしたいところだが、なかなかどうして言うはやすしで … …

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    2013年05月31日
  • 学研まんが日本の歴史 7 南北朝の争い

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    建武の新政、南北朝、室町幕府、一揆、応仁の乱、戦国の世へ … …

    「人は歴史から学ばない、ということだけを、歴史から学ぶことができる」みたいな皮肉まじりの名言をどこかのお偉いさんが言っていた気がします。うろ覚え。
    そういうことなんだろうな。せいぜい、自分の親やその親の時代あたりまで。そのあたりは情報的に活性化しているためか捕まえられる。
    時代を置き過ぎた遥かな過去は美化されたりもする。

    次巻から、ファンの多い戦国時代ですな。何がどのように面白いのかにも着目しよう。

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    2013年05月30日
  • 学研まんが日本の歴史 6 元寇のあらし

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    六巻目か。
    よくまあ、毎度ここに書き記す感想が絶えないこと。

    文化・美術というのはなぜ生まれるのか?複数の要因が重なっていそうだけど、国体が安定し、ある程度の富の蓄積が必要なんだろうな。田を耕す先にあるもの。
    鎌倉仏教、諸子百家的ですらある。
    混乱、苦悩が民衆を磨くのだろうな。
    しかしながら日本という国の場合は、どこか輸入的というか、オリジナルと言える思想・宗教が見当たらない(少なくとも鎌倉時代あたりまでは)。日本古来からの神道的精神・風土は伏流しているのかも。

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    2013年05月29日
  • 学研まんが日本の歴史 8 天下の統一

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    応仁の乱から秀吉の死まで。
    戦国時代を、ササっと紹介。

    ざっくりと、でもあれやこれや盛り込んで、
    かえって分かりにくい。

    マンガ歴史に興味もつためなら、
    これくらい大雑把でいいのかな。

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    2016年08月01日
  • 学研まんが世界の歴史 4 古代中国文明と秦の始皇帝

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    黄河流域におこった中国文明は、殷・周の時代をへて戦乱の時代となり、秦の時代に統一された。
    後に漢の時代には、約400年にわたって帝国の統一が続き、文明が花開いた。

    紀元前1700年ごろ、黄河流域に古代王朝 “殷” が生まれました。
    存在が確認されている中国最古の王朝です。

    殷の王は、占いによって神の意志を問い、それに基づく「神権政治」を行いました。

    しかし、神に頼る殷の統治も終わりを告げます。
    紀元前11世紀、殷の西にあった “周” が勢力を広げ、殷は滅びました。

    周は、殷とは異なる、“封建制度” という統治のしくみを用います。
    周の王は、一族の者などを諸侯に任じて地方を治めさせ、周

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    2016年02月12日
  • 学研まんが世界の歴史 3 ヘレニズム文明とアレクサンドロス大王の遠征

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    ネタバレ

    アレクサンドロス

    マケドニアの王で東方遠征を行い大帝国を建設した。

    英語の読みではアレキサンダー。ギリシア北方の大国マケドニアのフィリッポス2世の子としてペラに生まれる。
    13歳から3年間、哲学者アリストテレスの教えを受けたという。前336年、父王が暗殺されたため、20歳でマケドニア王アレクサンドロス3世となる。

    王位につくとまず北方のドナウ川方面を平定し、さらにテーベが離反するととって返してそれを討ち、背後を固めてから、前334年に父の意を継いで、東方遠征に着手した。
    短期間で小アジア・エジプト・メソポタミアを制圧し、前330年にはペルシア帝国を滅ぼし、ギリシアからオリエント世界を含む

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    2016年02月11日
  • 学研まんが世界の歴史 5 ローマの拡大と大将軍カエサル

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    ネタバレ

    カエサルは,

     「さいは投げられた。」 「ブルータス,お前もか。」

    などの,誰もが一度や二度は耳にしたことがある名言や,シェイクスピアの名作『ジュリアス=シーザー』などによって余りにも有名な人物である。

    カエサルは、当時のローマで名を上げていたポンペイウス、クラッススと手を組んで三頭政治を開始しますが、紀元前58年には総督としてガリアに赴任します。
     
     当時、ガリアには多くの民族が割拠していました。カエサル率いるローマ軍はこれらの民族を各個撃破していきます。

    ガリアを平定し、さらにブリタニアにも勢力を拡大したカエサルの権勢は不動のものとなりました。これを警戒したライバルのポンペイ

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    2016年01月19日
  • 学研まんが世界の歴史 7 西ヨーロッパの成立とカール大帝

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    ネタバレ

    ゲルマン民族の大移動で西ヨーロッパは混乱を始めた。
    しかしカール大帝は強力な武力と宗教の力で統一し、フランク王国をつくった。彼の死後、王国は三つに分裂した。

    前回は、ローマ帝国が東西2つに分かれた後の、東側のビザンツ帝国について学びました。
    今回は、ローマ帝国分裂後の西側の地域、つまり現在のドイツ・フランス・イタリア周辺の領域について学びます。
    やがて世界の歴史を牽引(けんいん)する存在となっていくこの地域が、成立したばかりの時代を見ていきます。

    1.西ローマ帝国の滅亡
    2.フランク王国の西ヨーロッパ統一
    3.皇帝と教皇による叙任権闘争

    ドイツ・アーヘンの広場に立つ、フランク王国の王

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    2016年01月04日
  • 学研まんが世界の歴史 6 激動の東アジアと唐の皇帝玄宗

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    三国時代以降の中国の分裂は、隋によってふたたび統一されるまで、360年間続いた。
    しかし、隋も短命におわり、かわって唐の時代になって、大帝国に発展していった。

    隋と唐が繁栄した6世紀~10世紀の中国は古代の中華帝国の総まとめとも言える時代で、東方の世界帝国として、また東アジアの中心として非常に繁栄しました。

    またこの時代、東アジアの多くの国々は中国を手本としました。日本ではこの時代は飛鳥時代、奈良時代、平安時代にあたり、聖徳太子といった皇族や天皇、貴族たちが中国を手本に政治や国家作りを行っていた時代です。

    武韋の禍を克服し、再び中国政治を安定の方向へと導いたのは玄宗でした。

    彼の治

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    2016年01月03日
  • 学研まんが世界の歴史 8 アジアとヨーロッパの興亡と十字軍とモンゴル帝国

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    歴史(特に世界史)には疎い私。十字軍のことを知りたく児童書にて勉強。
    漫画ですが、文字も多く根底に流れるのが宗教。
    日本人の私にはすべて理解できませんでした。・・・・モンゴルの勢力って凄かったんですね。(知識はいまだ児童並みなもので)
    勉強になりました。

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    2012年07月05日