ムロタニツネ象のレビュー一覧
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たまに読むとものすごく勉強になります。漫画だけど、文字で読むより正直記憶に残ったりすることもあります。ちょっと日本史が勉強したいなと思ったときに、おすすめのシリーズです。
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戦後の日本が発展していく過程、特に、占領国から解放されて、独自の道を歩んでいく流れがわかった。
キーパーソンは、マッカーサー、吉田茂、幣原喜重郎、田中角栄、池田勇人Posted by ブクログ -
戦後の焼け野原からピンクレディーまで。
この巻あたりから、歴史というよりも政治経済になってくるな。歴史が歴史であるためには、ある程度の距離が必要なのかもしれない。
今もなお「歴史」は動いているようだけど、各判断が正しいのか否かの答えが出るまでには時間がかかってしまう。歴史に学ぼうとする際のジレンマ...続きを読むPosted by ブクログ -
デモクラシー。
大正時代。わずか15年間ですが、中身か濃い。
護憲運動。
大正デモクラシー。
民本主義、吉野作造。
1914年、第一次大戦。帝国主義。
1915年、二十一カ条の要求。
1917年、ロシア革命。
1918年、シベリア出兵。
1919年、ヴェルサイユ条約。
1921年、平民宰相・原...続きを読むPosted by ブクログ -
犬公方、綱吉。赤穂浪士。
元禄、町人文化。貨幣経済。
華やいできました。民にとってなかなか良さげな時代になってきた、ような印象。
これだけ経済的に活性してくると、国体の安定・維持に財政の比重が高くなるわけか。
現代も財政問題を抱えています。
お金の功罪を意識せずにはいられない。Posted by ブクログ -
江戸初期。
天下人、徳川の治世。
権力者は別の力に恐れおののく。例えば人知を超えた存在。
神の力、換言すれば神を信仰する民衆の力は計り知れない。当時の浄土真宗(一向宗)然り、キリシタン然り。
時代は常に過渡期であると仮構しています。
歴史というフラスコの中で試行されたその結果、現代が現代として...続きを読むPosted by ブクログ -
絵が漫画っぽくていい。漫画っぽい遊び心が好き。
シンプル(写実的でなさすぎる)だからこそ、想像力がかき立てられる。
内容も細かく載っていて、わかりやすく勉強になります。
知りたいことがほとんど載っていました。
日清・日露周辺の日本史の流れを知るのにオススメです。Posted by ブクログ -
黄河流域におこった中国文明は、殷・周の時代をへて戦乱の時代となり、秦の時代に統一された。
後に漢の時代には、約400年にわたって帝国の統一が続き、文明が花開いた。
紀元前1700年ごろ、黄河流域に古代王朝 “殷” が生まれました。
存在が確認されている中国最古の王朝です。
殷の王は、占いによっ...続きを読むPosted by ブクログ -
アレクサンドロス
マケドニアの王で東方遠征を行い大帝国を建設した。
英語の読みではアレキサンダー。ギリシア北方の大国マケドニアのフィリッポス2世の子としてペラに生まれる。
13歳から3年間、哲学者アリストテレスの教えを受けたという。前336年、父王が暗殺されたため、20歳でマケドニア王アレクサン...続きを読むPosted by ブクログ -
カエサルは,
「さいは投げられた。」 「ブルータス,お前もか。」
などの,誰もが一度や二度は耳にしたことがある名言や,シェイクスピアの名作『ジュリアス=シーザー』などによって余りにも有名な人物である。
カエサルは、当時のローマで名を上げていたポンペイウス、クラッススと手を組んで三頭政治を開始...続きを読むPosted by ブクログ -
ゲルマン民族の大移動で西ヨーロッパは混乱を始めた。
しかしカール大帝は強力な武力と宗教の力で統一し、フランク王国をつくった。彼の死後、王国は三つに分裂した。
前回は、ローマ帝国が東西2つに分かれた後の、東側のビザンツ帝国について学びました。
今回は、ローマ帝国分裂後の西側の地域、つまり現在のドイ...続きを読むPosted by ブクログ -
三国時代以降の中国の分裂は、隋によってふたたび統一されるまで、360年間続いた。
しかし、隋も短命におわり、かわって唐の時代になって、大帝国に発展していった。
隋と唐が繁栄した6世紀~10世紀の中国は古代の中華帝国の総まとめとも言える時代で、東方の世界帝国として、また東アジアの中心として非常に繁...続きを読むPosted by ブクログ -
教科書っぽいまんが。情報量が多いので読みこなすにはじっくり読む必要がありそう。でも市民の生活も詳しく描かれている。日本で米騒動があったように、ロシアではパンを求めてロシア革命が。国民の2%しか選挙権を持たなかった時代から普通選挙の実現まで。選挙権が拡大されつつある今にはない民主化運動がその時代にはあ...続きを読むPosted by ブクログ