ななせめるちのレビュー一覧

人生

川岸殴魚 / ななせめるち

三人の女の子が寄せられた人生相談に回答する…と思いきや延々と呆け倒すという、ラジオ番組を書籍化したようなライトノベル。『生徒会の一存』をもっとダラダラとさせたような感じで、あちらほどしっかりした構成ではないものの、ボケにボケを被せる『邪神大沼』シリーズのノリは健在で十二分に笑わせてもらった。

ただ、私は好きなタイプのギャグだが、人を選ぶのは間違いないので、万人にオススメはできないのも確かだ。

人生

川岸殴魚 / ななせめるち

日常系お悩み相談もの。

理系・文系・体育会系の女子と一緒にお悩みに答えていくはずだが・・・
途中悩み相談とは明らかに違った方向に進むのに、それでいてなぜか最後は無難に落ち着く不思議。

三者三様な暴走っぷりがおもしろい。
一つ気になるとすれば、他の日常系と比べても明らかに主人公が目立たなすぎて「空気」そのものっぽくなってるけど、いいんですかね、これ。
（地の文は主人公してんだから、正しくはナレーションか）

人生

川岸殴魚 / ななせめるち

突っ込み不在のコント集。

主人公の影が薄いのと、蓄積されてる感が感じられないのが気になる。
主人公が成長しているようには見えないし、
キャラクター間の関係性もほとんど変化してないように見えるので
そこはちょっと残念。

コントとしては笑えるし、スキンシップはかわいかった。

信じてくれ！俺は転生賢者なんだ ～復活した魔王様、なぜか記憶が混濁してるんですけど！？～

サトウとシオ / ななせめるち

勘違い系主人公。この作者得意だな、こういうの。
まあ、気が付いててわざと勘違いしてるふりにしか見えないけど。
あと残された魔王の部下優秀すぎ。どんだけ侵入してんだか。

人生

川岸殴魚 / ななせめるち

喜劇すなわちコメディというならば
喜劇という語感からは外れている気がする
読者を笑わせることにこだわる話芸台本のような作品
一作目はシチュエーションコメディみたいなみせかけもあったが
今回はキャラクタなどのライトノベル的な味付けから
『生徒会の一存』シリーズと類似
いまひとつ地味

人生 ぷち

川岸殴魚 / ななせめるち

アディショナルタイムは『読売中高生新聞』連載版をまとめたもの。これが正真正銘のラストのようです。本編だと人数の多くなってた人生相談もメインの3人のみで、一つの相談についても4ページとこぢんまりしたものとなってる感じなのは紙幅の関係もあるのかな。それでも最後のあとがきまで油断ならない、いつもと同じく楽しくまったり読ませてもらいました。あらためて完走、お疲れ様でした。

人生 えくすとら

川岸殴魚 / ななせめるち

本編完結後、アニメ特典小説の加筆修正＋特別編1話をまとめた一冊。相談元が声優さんだろうが監督だろうがイラストレーターさんだろうが、いつも通りカオスでまったり(矛盾)の人生相談でした。アニメ特典だけに絵美とアリーナの出番が少ないのは致し方なしか。新聞掲載の方も出版して欲しいなぁ。

人生 第２章

川岸殴魚 / ななせめるち

人生相談という名目でヒロイン同士のやり取りを楽しむという流れは変わらず。
一応ライバルキャラも出してはいるが、いまいち悪役にも競争相手にもなりきれていないところがある。
そのゆるさがこの本の魅力だと思う。

人生

川岸殴魚 / ななせめるち

第二新聞部に来た人生相談を理系、文系、体育会系それぞれのヒロインが解決するための案を出していくというストーリー。
基本的に勢いでごまかしているので、半分くらい読むとおなかいっぱいになってくる。主人公の人物像が見えなくしているので感情移入することが難しい。

人生

川岸殴魚 / ななせめるち

入部早々人生相談のコーナーを担当させられた主人公。
相談に答えるのは、文系女子と理系女子と体育会系女子。
当然、意見はまとまらないがそれぞれ実践してみるのだが…。
超☆感性、人生相談開始！

目指すところはギャグラノベなのだろうけど、そこまで面白いギャグではなかった。
ただ、ラノベを読み始めた頃なら面白く読めたと思うのだが…。
日常系のギャグラノベは飽きが来るのも早いし、ラノベをよく読む人にはそこまで推せる作品じゃないと思う。

人生 第１０章

川岸殴魚 / ななせめるち

完結。と思ったら“えきすとら”があるらしい。ともあれ人生相談も最終章。最後は相談に乗ってた側のメンバーそれぞれの相談に、相談者以外のメンバーが回答。…まぁ内容はいつも通りなんですがね(笑)飛び抜けた爆笑はないけど、クスりとさせられるネタは最後まで健在。態度術『少子化問題(ry』のルビと内容が酷かった(笑)本編最終巻らしくいい締め方にも持って行けてる(気がする)し、まったり楽しめた良作でした。ひとまず、完結お疲れ様でした。

人生 第９章

川岸殴魚 / ななせめるち

アニメも終わったけど人生相談はいつもどおり続きます。だいぶラブコメ要素も強くなってきてる気がする。海賊王はレーベル違うが大丈夫か？(笑)まあガガガだから大丈夫か。爆発対象な赤松が生徒会長と渡り合えるほどに強化されたけど、ダメ男さも増してる気がした。…あれ、元からでしたっけ？(笑)今回は梨乃さんマジ天使に助けられた感じもあるけど、態度術は次以降も出てくるかなぁ。アリーナの日本文化の吸収源が気になる。どこから知識を得たらあんなに偏るんだ(笑)

人生 第８章

川岸殴魚 / ななせめるち

表紙は誰だろうと思ったらまさかの新キャラ参入。文系理系体育系美術系ときて次は国際系かな？まぁ他のメンバー同様、アレな感じはお察しください(笑)まーメディアミックス王ならどんなメンバー来ても大丈夫だよ(他人事)キャラが増えてもゆるっと人生相談は変わらず。アニメが始まるけど、この独特の雰囲気が少しでも伝わってくれるといいなぁ。

人生 第７章

川岸殴魚 / ななせめるち

ゆるゆる人生相談の今回は珍しく（？）恋愛要素が強めでした。でも人生相談はいつもよりしっかりやってた気がする。学外に出て外の人物相手にやってる感が強かったからだろうか。そんな中ヒロインルートを全力でひた走る梨乃よりも、ふみの挿絵が多めで私的には大満足。しかしエキセントリック炒めの挿絵を発注する作品がこの作品の他にあろうか。どう言って頼んだんだろう(笑)

人生 第６章

川岸殴魚 / ななせめるち

安定のまったりゆったり感。顧問の先生とか存在をすっかり忘れてたのは気にするな。梨乃がいい感じにラブしちゃってますねぇ。口絵もイイ仕事されてたけど個人的になぜかツボだったのが赤松リー(笑)そして帯の…アニメ化…だと…？色々な意味で大丈夫か？と問いたいがまぁ大丈夫なんでしょう、この作者さんなら。

人生 第５章

川岸殴魚 / ななせめるち

表紙の娘誰だっけ…と思ったのは内緒。そういえば四人体制になってたんでした。本編中ではすっかり馴染んでた感のある絵美さん。センス云々の話はなかなか的を射ている…ような気がするのは自分だけですか。あ、実践方法は別にしてですが。内容はいつもどおりのお悩み解決です。まぁ対生徒会長がメインになってた部分もあるけど、相変わらずクスりとさせられる文章のテンポは流石。まさかヒーロー再臨とは夢にも思わなかった。そしてこのあとがきである(笑)

人生 第４章

川岸殴魚 / ななせめるち

今回もゆるっと人生相談。新キャラが多く出てきたけど、何も考えずに軽く読めるのは変わらず。タイトルは壮大なんだけどね(笑)最後のあたりにラブしちゃってるところも顔をのぞかせたけどほんのわずかだし。いつも通りで何よりです。途中から回答が4人体制になってたけどレギュラー化するんかしら。

人生 第３章

川岸殴魚 / ななせめるち

今回もゆるっと解決？人生相談。最後まで読むとあらためていろんなところが伏線になってたのね。変声のツボはちょっと教えて欲しいかも。ロミオ先生、帯だけじゃなく本編まで出てくるとは(笑)

人生

川岸殴魚 / ななせめるち

川岸殴魚作品は初見ですが。
うん、並みの日常系でしょうか。
面白かったことは面白かったですし、
キャラもそこそこ立ってたと思います。
まあ、オリジナリティは皆無ですがｗ

つーか理系とかジャンル分けしてるわりに
思考とか理系感薄い気がするんですが。
理系の方々から見て、梨乃は理系なんでしょうか？
もっと大げさな理系思考あっても良かったんじゃないかと。

つーか、なんで彼女たちはあんなに暇なんでしょう？ｗｗ

人生

川岸殴魚 / ななせめるち

　時勢に逆らうタイトルセンスには好感が持てた。おもしろくないというわけではないが、邪神大沼の一巻と比べると笑いに欠けた。ライトノベルとは便利な括りであるなと思う。