横江公美のレビュー一覧
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ネタバレ[ 内容 ]
アメリカのメディアによると、米大統領選挙を最も注目していた外国は、なんと日本であった。
実は日本の政治の閉塞感が、日本人の目を米国の政権交代劇に向けさせたのだ。
オバマのようなカリスマ指導者が、現状を変革してくれることを日本人も切望している。
では、オバマはいかにして誕生したのか?
そもそも「オバマのような政治家」とはどのようなタイプか?
日本でもそのスタイルは適用できるか?
ヒラリーやペイリンの足跡も追いながら、新しい指導者が誕生する政治システムを考える。
[ 目次 ]
第1章 なぜオバマ大統領が誕生したか(アメリカ合衆国の完成 大統領の理想像は「ローラのお父さん」 ほか)
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Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
アメリカでは学校を中心に、幼少から意思決定のプロセスを学ぶ教育が根づいている。
「アイスクリームは好き?」の質問に即断で「イエス」と答えてはいけない。
実はにんにく味だった…という可能性もあるからだ。
やがて有権者となって候補者・政策を見極めるには、徹底したリサーチ、比較検討、議論など、判断のコツを身につける必要がある。
模擬選挙に取り組む学校、ロックで若者の政治意識を刺激するメディア、白熱する家庭内討論会…。
本場の民主主義教育の実態を丹念に描き出す、有権者のための参考書。
[ 目次 ]
第1章 有権者教育とは
第2章 投票率向上を目指す
第3章 争点を見る目
第4章 立法過 -
Posted by ブクログ
ネタバレ最近、公共交通機関で中国語、韓国語表記をよく見かけるようになった。
日本も多民族国家になっていくのだろうか・・・。
人が多様になれば軋轢が生まれ、解決するための新しいルールが生まれる。
アメリカでは、コーヒー火傷訴訟のような、ときにびっくりするような裁判事例を聞くが、
これも多様であるがゆえ、“一般”常識が通用しない、多民族国家なりのルールなのかも知れない。
本著は、県会議員の家庭で育ち、いわゆるドブ板選挙に疑問を感じていた著者が、
成熟した民主主義を学ぼうと取り組んだ、アメリカの有権者教育のレポートでした。
本著によると、アメリカでは、TV番組を始め、学校から自治体などあらゆる場面で、