種田山頭火のレビュー一覧

  • 山頭火随筆集

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    種田山頭火は、“自由律俳句”と呼ばれる独特な句を多く残しているが、その作品を選んだモノ、同人誌等に寄せた文章、「行乞記」と呼ばれる旅の記録の抜粋、編者による彼の人生や文学の解説と詳しい年譜が盛り込まれた一冊だ…
    「実に手軽に読める文庫本」でありながら、豊富な内容を詰め込んで、“漂白の俳人”の作品や人物を紹介する「格好の入門書」である。

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    2015年01月23日
  • 行乞記 (一)

    tak

    購入済み

    漂泊歌人の生き様が強烈

    山頭火の行乞記を読んで、今迄、感じていた自由人でいいな!という憧憬感を完全に覆す、凄まじい生き方の日々に自堕落な自分は完全に打ちのめされた思いである。「漂泊の歌人」この言葉だけでは、この生き様は伝わらない!

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    2014年02月26日
  • 山頭火随筆集

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    「物を味わふ、それこそが生きるということなのだ」。初めて読んだとき衝撃を受けた。ラーメンを食べるのも本を読むのも、あるいは歯を磨くのも風呂に入るのも、僕にとってそれはただ単に手段であって消費すべき対象に過ぎなかった。
     味わう、それを本当に地で行っている人間がどれほどいようか。キンモクセイの香りも、肌が凍りつく寒さも、多くの人間が気にせず生きているのではないか。
     種田山頭火の随筆は、私たちがみな詩人であること、詩人であるべきだということを気づかせてくれる。
     目で楽しみ、肌で感じ、鼻で嗅ぎ、音で驚く。あるいは舌でひと時の幸福を感じる。これこそが生きることだ。そしてほとんどの人が備わっているそ

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    2009年12月12日
  • 新編 山頭火全集 3巻

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    ネタバレ

    昭和9年3月から昭和10年12月まで其中庵で過ごした山頭火の日記。 ほぼ其中庵での出来事なので『行乞記』ほどの面白さは無かった。樹明君を始めとした友人たちとの交流と酒に溺れる苦悩。

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    2026年03月17日
  • 新編 山頭火全集 1巻

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    ネタバレ

    俳句ってあんまりよく分からないけど、山頭火とか放哉とかは何故か気になって色々読んでしまう。句集は昭和に入ってからの作品の方が好みかな。『行乞記』を読んだのでなんとなくその時の山頭火の状況とか友人たちとかの関係とかも分かるので良いのかな。

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    2026年03月17日
  • 山頭火随筆集

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    ネタバレ

    種田山頭火の俳句、随筆、『行乞記』の一部。随筆の時の山頭火は生き生きして好きな事を書いている感じがあった。俳句についての考えとか。『行乞記』は放浪している時期の作品で山頭火の寂しさや家族への想いとかも感じられる。評伝を読んだばかりなので、どんな時期の話とかもなんとなく分かって良かった。行乞中に起きたカフェの女給とのエピソードや宿泊先の宿に対する文句、同行者の話など面白いな。エンジョイとか言う言葉を使うのが意外だった。

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    2026年03月17日