レーモン・ルーセルのレビュー一覧

  • アフリカの印象

    Posted by ブクログ

    ルーセルは20世紀初頭のフランスの作家さんで、本人は大衆に愛される作家になりたかったのに、一部の芸術家(シュールレアリストとか)以外には全く認められず、最期は失意のうちに自殺してしまったのだそうです。でもその後ミシェル・フーコーはじめ、そうそうたる面々に影響を与えたとか。

    この小説、前半は、架空のアフリカの王国を舞台に、ある式典の様子が、170数ページに渡って一切の感情を交えずに、ひたすら描写されます。王国の歴史も、出し物の背景にある物語も、最初は全くわからないまま、見たことも聞いたこともない出し物について延々と読まされます。

    正直最初はちょっとつらいのですが、情景を頭の中で映像化する

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    2010年07月04日
  • アフリカの印象

    Posted by ブクログ

    言葉遊びを楽しむ本なのだが、あまりに無意味過ぎてページが進まなかった。「ロクスソルス」の方がガジェットで楽しくなるが、動きはやはり難しい。でもこれだけくだらない本を読んだ自分を褒めたい気分。

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    2025年11月25日